源流で丸ボウズ&ブルーシートでカーサイドタープ!
いつもの奈良の山奥、
源流域アマゴ釣行へ今年初出撃!
それと、カーサイドタープを
ブルーシートで設営してみた話です。
※※※
前夜、遅い時刻になって突然出撃できることになり
ドタバタと準備し、僅かな睡眠時間で未明出発、
日曜午前6時過ぎ現地到着。
この日曜日は漁協管轄内の下流域で
アマゴの追加放流の日。
だから下流域では釣り師で賑わっていたけど
僕はいつもの源流域へ!
解禁2週目のせいか他の車は見当たらない。
きっと先週の解禁日には
たくさんの源流師が来訪したんだろう。
半年ぶりに沢靴を履き、川に入る。
・・・冷たっ!
僕は防水ウェーダーを持っておらず、
基本的には下半身は濡れる前提の服装です。
しかしこの日の水の冷たさは半端ない!
足に鈍痛が長時間居座る、
タチの悪い超絶冷水。
「足が痛いぐらいの水の冷たさ」
というのは今まで何度もあるけど
普段は「ピリッ」とした痛み。
でもこの日は「鈍痛」。
鈍痛て!
この冬、一気に冷え性が辛くなった
アラフィフ改めジャスフィフなオッサンですが
この鈍痛は歳のせい!?
全てのやる気を削ぐ、無慈悲な鈍痛。
慌てて水から上がるも
しばらくの間、動けない・・・
男なら分かるであろう
局部をぶつけた時の、あの
「内側から破裂しそうな鈍痛」
アレっぽい痛みなんですよ!
(さすがにアレ程ではないけど)
足の感覚を戻すために足踏みしたり
トントンと小さく跳ねて足を刺激したり、
傍目には「局部を強打したヒト」
にしか見えない、
アレな動きをして(^^;
10分ほど経過。
ようやく落ち着き、再度川に突入。
数秒間の渡渉なら何とか耐えられたので
対岸に渡り、エサを流す。
できるだけ水中歩行を避け、
遠回りしながらポイントを探す。
早春のこの時期、
アマゴは大抵は深場にいるようで
毎年3月上旬、この辺りでのアマゴの付き場は
水深があって水流の緩やかな場所。
四月になると浅瀬や強めの流れの場所にも出てくるけど
この時期は深場が良い。
しかし深場を攻めるとなると
川に立ち込まざるを得ない場所もある。
今まで毎回、3月上旬にアマゴを釣った実績のある
大岩まわりの深みに来た。
ここは実績あるんで少々無理してでも攻めたい。
足が痺れるけど、意を決して水中に突入!
下流側から2回エサを流すも反応無し。
その間20~30秒。
・・・痛いよう(>_<)
耐えられない鈍痛の痛さ。
しばらくジッと悶絶気味に痛みに耐え、
その後、足をふみふみしたり、
トントンと軽く跳んでみたりの
「アノ時っぽい動き」で鈍痛をやり過ごす。
再度、川に突入。
この大岩の周りはなんとしてもじっくり攻めたい。
良型アマゴの実績ポイントなのだ。
・・・しかし痛い。
足痛い。
水流に逆らわず、自然な感じにエサを流す必要があるため
足が痛くても息を止め、竿を的確且つゆっくり操作し、
一瞬の小さな挙動も見逃すまいと
蛍光色の小さなセルロイドの目印を凝視。
このセルロイドの小さな目印を凝視して
渓と釣りに集中して
周囲と一体化していくような感覚が僕は好きだ。
ああ今年もこの季節が来たなぁ。
今年もお世話になるよ、と周りの岩々や
早朝から森でさえずる鳥に挨拶したい気分。
・・・そんな気分はさておき、
痛てえよ~!!
・・・と、ハ○ト様のようなことを叫びつつ
(体型だけは○ート様だけど)
痛みのあまり動きの鈍い足を無理に動かし
慌てて岸辺へ逃げる。
・・・痛い
・・・・・痛い
・・・・・・・う~!!(>_<")
言葉にもならず、立つこともままならず
暫しの悶絶タイム。
そしてその後の前述の
ふみふみトントンのアレな動き。
そんな感じで2時間。
納竿です\(^o^)/
完全無欠のボウズでした・・・orz
釣れないどころかアタリさえも無し。
ワシ、釣りが下手になったんかいのぅ(--;
いやもともと下手だけど、
チビアマゴぐらい釣れても良さそうなのに。
例年、この時期この辺りは
前年の2月頃に孵化したアマゴの稚魚が
1年経過して10~12cmぐらいに育っていて
それらが解禁時期に竿先を賑わしてくれるものなのです。
ところが今年はそれが全く無し。
出会った2人の釣り師に聞いても同じ答え。
やはり例年ある筈の小型アマゴの魚信が全く無いとのこと。
おっさん全員
丸ボウズでした(T◇T)
***
午前8時半、早々に納竿し、
キャンプの川原を偵察に周ってみると
昨年秋に大きな台風が来たのか
滅多に水没しない高台のような川原が
ごっそり土砂や岩砂利を削り取られており、
その他も川原の形はもちろん、
川の流路までがすっかり変わっている場所もある。
もしや10月の産卵時期に大増水が発生して
産卵床がすっかり流されたか!?
もしそうだったら、今年はアマゴが少ないかも!?
・・・残念だけど、しばらく経過観察ですな。
天気予報どおり、早々に雨が降ってきたので
車に戻って朝食です。
最近ブルーシートづいてるので
カーサイドタープを設営してみた!
(ブルーじゃないけど)
ハスラーくんと似た色なので
まるでコーディネートしたようです(^^*
激安カーサイドタープ、
ビンボ臭いけど、悪くないっすよ?
小雨降る中、庇の下での食事は
なかなかいい感じ♪
テーブルの前に焚火台を設置すれば
焚火も楽しめそうだし、
チェアを除けて、
そこに小さなソロインナーテントを設置すれば
カーサイドの即席キャンプサイトの完成!
たしかハスラーには
後ろのバックドアを解放して使うタイプの
専用タープ的な商品があったと思うのだけど
ものすご高価だし
バックドアを解放して使うと
車内が焚火臭くなりそうで(^^;
↑こういうヤツね
サイドでのドカシータープだとキャンプしたまま
車内の荷物も出し入れ可能だし
焚火臭くなりにくいし
悪くないんじゃないかな。
とはいえ、見栄えがねぇ・・・(^^;
も少しオサレな感じに出来ないか、
改良の余地ありまくりですな。
今回は簡単な朝食のみだったんでこれで良いけど
やっぱりキャンプなら焚火したいので
そうするとオサレな生地だと火の粉の穴が開く。
・・・やっぱりブルーシート一択か!?
( ̄▽ ̄;)
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