熊野の海でソロキャンプ!(その1)熊野古道編
昨年のGWと同じ、熊野地方にキャンプ旅してきました!^^
キャンプをメインに熊野古道歩きや釣りを
楽しんできました!
5月2日奈良の自宅を未明出発。
ハスラー君を南へ紀伊半島を縦断。
途中まではいつもアマゴ釣りに通い慣れた山道。
そこから先は、めったに通らない
人口数百人の小さな村々。
数年前まで僕はマイカーを持たず、
電車やバス、折りたたみ自転車を駆使して
山奥に通ってた頃を思えば、
当時、地図を見て憧れるしかなかった
遥かな遠い山の集落を
簡単に車で通過しちゃってね。
車ってスゴイね。
若い頃、徒歩にこだわって旅してた頃は
車を敵対視してたのにね。
本音を言えば今、
車の利便を享受してることに
若干の罪悪感を感じないわけではないのですが。
・・・いくつか峠を越え
道中の峠の細い山道で日が昇り始め↓
午前8時前。ようやう海に出た。
内陸県人なので海が見えたらテンション上がる!
三重県南部の「新鹿海岸キャンプ場」到着。
昨年GW以来です、
前回に比べて若干テントが多いかな?
まずはキャンプ場にINしてテント設営。
昨年はバックパッキングな
2日間の熊野古道歩きだったけど、
今回はここで連泊。
結局、昨年と同じ場所にテント設営!
ここをベースに古道歩きや釣りを楽しむんで
今回荷物多めです!
新鹿海岸キャンプ場。
夏とGWだけOPENのキャンプ場です。
一泊2000円。駐車場代が一日1000円。
車乗り入れ不可で荷物手運び、
あとは有料シャワー程度の施設のみ、と考えると
割高感あるね。
でも近隣の三木里海岸キャンプ場は一泊2500円、
駐車場代一日1000円なので
新鹿キャンプ場は、これでも安いほうなのです。
とはいえ普段、川原キャンプをしてると
一泊実質3000円は高価に感じるなあ・・・
テントを設営したら、まずは熊野古道。
昨年、このあたりをテントかついで
古道歩きをしたのだけど想像以上にキツく、
一部を鉄道でスキップしたので
今回はそのスキップ区間である
JR賀田駅~JR二木島駅間を歩きます。
↓参考記事(昨年の熊野古道歩きです)
新鹿キャンプ場から車を走らせ、JR賀田駅前に駐車。
ああ昨年この駅で
徒歩をいったんギブアップしたっけなぁ・・・(泣)
賀田駅前から徒歩スタート!
しばらくは海沿いの国道を歩く。
飛鳥神社は海際とは思えないほどの
杉と楠木がそびえ立つ、
なんとも空気感の違う場所。
このあたりからいよいよ山の中へ。
昨年はスキップしたとはいえ
ここもやはり石段の歩道が続きますね。
ガイドマップによると
JR賀田駅~JR二木島駅まで約3時間。
3時間というとメタボな体にはキツイ!
それでも新緑の季節。歴史と新緑は魅力的^^
行き倒れの旅人を祀った石碑を通過。
旅の最中にたくさんの人が命を落とすだなんて、
かつて旅とは命がけの行為だったんでしょう。
そこまでの思いを賭ける「熊野詣」とは
当時いったいどんな存在だったのか、
「にわか」な僕にはわかる由も無いけど、
熊野本宮の鳥居を気安く通過できない気がして
いまだ僕は熊野本宮にはお参りをしていないのです。
歴史に疎く、信心「浅い」僕ですが、
多くの人が詣でた巡礼の道、
当時の巡礼者に思いを馳せながらの古道歩きは
若い頃には感じなかった魅力と重さを感じます。
もう少し勉強して、もう少し歩いて、
納得出来る時がくれば
熊野本宮にお参りしたいと思います。
ぶっちゃけ神様のことはあまり信じないけど、
神様を信じた数多の巡礼者の「思い」は
信じたいと思ったりします。
ひぃひぃはぁはぁ言いながら甫母峠到着。
ここには「ほうじ茶屋」という茶屋があったとか。
広場っぽい場所で、ここはかつての
志摩国と紀伊国の境界だったそうです。
二木島集落に降りてきた。
所要約2時間50分でした。
休憩したり写真撮ったりしてたので、
普通なら2時間半程度かと思います。
腹減ったけどここには店が無いので
一日数本しかない各駅停車に乗車、
車を停めたJR賀田駅に戻り、
尾鷲の市街地へ買出しに向かいます。
イオンと釣具屋で食材と釣具を購入。
夕方5時頃、テント場に戻って来ました。
さあぁあて!
これからヒャッハータイム到来!
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