筋肉痛オヤジの超向かい風な自転車キャンツー

八兵衛

2020年10月27日 19:50






折りたたみ自転車でキャンツーしてきました。
行先は、大阪府南部から和歌山県北部にかけて。

走った距離は2日間で僅か22~23km程度でしたが
土曜日に吹き荒れた強烈な向かい風走行で、
途中では山にも登ったりしたので予想外に疲れました(泣)
そんなキャンツー報告です!


***


久々の週末土日連休。
週末を休みにするために平日の帰りが遅く、
やっぱり土曜朝4時半には起きられませんでした(泣)
(2時間寝坊)

大阪南部。
南海電車・箱作駅前のコインパークにハスラーを駐車。
ハスラーから取り出したるのはもう一つの愛車
ダホンの折りたたみ自転車suv D6。
車で荷物をここまで運んでおいて、
風景の良さそうな部分だけを自転車で走る
つまみ食いキャンツーであります。








午前9:30分出発。
ここから海岸線を走っていく予定。
駅前の府道を走り出してすぐに右折して砂浜海岸へ。
その名も「ぴちぴちビーチ」


もうね、このネーミングにヤラれました。
阪南市の議員や観光協会のお偉方が
スーツ着て会議室でこの名称を決めたのだろうか、と思うと
よりいっそう趣深いですな~。

ちなみにこの海岸は東半分が阪南市の「ぴちぴちビーチ」で
西半分は岬町の「ときめきビーチ」という名称に変わります。
ぴちぴち&ときめき
このネーミングにオッサンの心もトキメキますぜ♪



海岸自体はきれいな砂浜なので、
暴風さえなければ波打ち際で戯れたいぐらいですよ。

ビーチが終わると淡輪(たんのわ)漁港。
どこかの漁港で少し釣りをしたいのだけど
強風のせいか、ここでは釣り人の姿を全く見かけず。





漁港を過ぎると自然海岸。
大阪湾にもこんな海岸道路があるんやな。知らんかった。
暴風で道路にまで波しぶきが降りかかってたけど
あとで聞いたのですが、
この日は潮位がとても高かったそうです。




岬町中心部からツーリングルートを外れて山に登ってみました。
登山地図を見ると「学文字山」(がくもんじやま)という
標高212mの低い山が手軽そうなので
登山口を探して急坂の住宅街をウロウロ。
道を尋ねたオバちゃんに登山口まで案内してもらい、
登山道脇に自転車を置いて、
自転車のフロントバッグに貴重品とお茶を入れて
たすき掛けにして登山開始。
このモンベルのフロントバッグはワンタッチで取り外しできるので
買い物や食事など自転車から離れる時に便利なのです。

このモンベルのフロントバッグ導入については
純正アタッチメントが僕の自転車に取り付けられず
他社製品のアタッチメントとモンベルのフロントバッグが
まさかのフィット!といった
すったもんだがありました。
近いうちに別記事で書いてみる予定です(^^









登山道は道標が設置されてて迷う心配はないけど
歩きにくい場所があったりアップダウンが多く、
212mの高さの割には意外とキツく、
山頂まで約50分かかってしまいました。




無事に下山して深日港(ふけこう)で釣りをしてみた。
この港はかつて淡路島や徳島へのカーフェリーが多く発着していたけど、
明石海峡大橋の開通でほとんどが廃止になり、
唯一、淡路島の洲本港へ、人と自転車のみの船便が残るのみ。
(今年はコロナで全便運休中だそうです)
南海電車の深日港駅から徒歩1分だし便利な港です。









こんな強風なのに釣り人多く、家族連れも多い。
でもほとんど釣れていないようで、
フグがチラホラ釣れてる程度。
今日は荷物軽減のため食糧も最低限しか積んでおらず
ここでアジでも釣って晩飯の食糧にしたいのです。

昨年の今頃、仕事でこの近くに来た時
この漁港ではアジが爆釣してたのですよ。
だから今日も釣れるんじゃないかな、と皮算用してたのですが
結果は毎度おなじみのフグのみ(泣)
まあ他の誰も釣れてなかったし、
このあと訪問した別の漁港でも釣れてなかったので
今日はタイミングが悪かった、と諦めるしかないか・・・

ただね、アジを釣って晩飯にアジの唐揚げを作ろうと
油やポン酢、小麦粉などをわざわざ自転車に積んでただなんて
恥ずかしくて誰にも言えないヒミツなのであります。



深日港で納竿したころにはすでに午後2時半。
走り始めて5時間経過してるのに
寄り道だらけで、まだ9~10kmしか進んでない。
少々ペースを上げて小さな峠を越えれば
和歌山との県境の漁港に到着。
真面目に頑張ってペダルを踏めば20分で約5km進んだので
いかに寄り道が多いかわかりますな。














漁港で釣り状況を見ていると
今夜泊まる某キャンプ場から着信。

自転車で行くことを伝えてたので心配していただいてたようです。
ありがとうございます。

そこからさらにがんばって走ってキャンプ場到着!
管理人さんは玄関で僕の到着を待って下さってました。
会員制のこのキャンプ場って正式名称はあるんでしょうか。
「極楽なキャンプ場」とでも言っておきましょうか。

ブログを通じての交流でご招待いただきました。
初夏頃には招待いただいてたのですが
アマゴの禁漁期間になって、ようやく来れました♪

ここはボートやカヤックでの釣り人利用の多い施設なので
シーカヤックに興味津々な僕にとって
カヤックの情報や海の技術を学べるのではないかと
密かに目論んでおります♪
残念ながらこの日は海が大荒れなので船は一艘も出ておりませんでしたが。





広いスペースにポツンとソロテントを張る。
薪は無料だそうですし、
そこらに落ちてる枯れ枝を使ってもいいので
DDタープやブッシュクラフト系が似合いそうなサイトですが
なにぶん自転車の僕は荷物を切り詰めてるので
いつものソロテントのみ。






近くに常連&ベテランの「山ちゃん」という方が
すでにカッコいいサイトを構築されてます。
山ちゃん氏に色々教えていただき、
夜はウィスキー持参で少しサイトにお邪魔させていただきました。

強風の向かい風ツーリングだったのでかなり疲労しており、
夕食も作る気が起きず
スーパーで買っておいた昼食用のおにぎりを食べてすぐに寝ました。
(そういえば昼飯食べ忘れてた!)


山ちゃん氏のカッコいいサイト










翌朝、9時。
足のすべてが筋肉痛で歩くのも辛いデス・・・
先日の飛鳥路ツーリングの時はほぼ空身だったので
全く筋肉痛なかったけど
やっぱりキャンプ道具を積むと、筋肉痛は一気に来るね。
あと、昨日の超向かい風でペダルがクソ重かったもんな。
運動不足のオッサンにはまあまあキツかったですわ。


早朝は冷えたので、野菜スープの朝食。




お世話になりましたm(_ _)m
次回はもうちょっとゆっくり滞在しますんで!
ありがとうございました。

管理人さんに見送っていただきながらキャンプ場を出発。




今日も寄り道したいとこがたくさんあるんだけど
それは次回の楽しみに残しておいて
カラリと晴れた海岸道路をゆっくり走る。











風もおさまってきたので、
今日なら魚も釣れるんだろうか。
加太漁港は魚も釣れるし美味い飯屋もあるし
温泉もあるんで、つい寄り道したくなるけど
今日のところはスルーして
南海電車・加太駅到着。

ここで自転車を畳んで昨日スタートした
箱作駅に戻ります。

到着した電車を見ると「めでたいでんしゃ」というのかな?
有名な観光用列車のようで、
多くの人が電車の写真を撮りまくってる。
車内も吊り革や内装が楽しげで
オッサンもテンション上がっちゃいました(^^




















そんな筋肉痛オヤジの強風キャンツーレポでした♪



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