ヒミツのダム湖畔でソロキャンプ(その1)

八兵衛

2019年09月02日 07:00

二週間ほど前、訪れた初めての支流、
その最後に見つけた、渓流がダム湖に合流する場所↓



2019/08/19




よさげに見えたので、今回はそこでキャンプしてきました。

土曜朝出発。
本来なら未明に出発し、
明け方に現地到着なのだけど、
この日は寝坊してしまい、
しかも近隣をあちこち偵察し、
結局現地到着は10時過ぎになってしまいました。

いつもならまずは釣りをして、
アマゴを確保してからのテント設営なのですが
この日、天気予報では昼ごろから夕方まで雨。
翌朝も雨予報だったので、
雨が降り出す前にテント設営を優先。

ここはダム湖の奥深く切れ込む入り江のドン詰まり。
小さな渓流がダム湖に流れ込む土砂の堆積した川原。

この後、雨予報なので渓流の流れから離れた
河床から二段高い川原にテント設営。

奥の水溜りがダム湖で、画面左端に渓流が流れ込んでます



こういう土砂が多く堆積する川原というのは
雨のたびに土砂が堆積と浸食をくりかえして
たいていの場合、土砂川原が階段状になってます。
雨量の度合いによって、通常の降雨時なら「最下段」
大雨なら「中段」、台風なら「上段」、といった感じ。

今回の川原台地は台風二日後に訪れた前回でも、
ぎりぎり水没してなかった場所なのです。

なにぶんキャンプ場ではない場所なので、
毎回、テント場の選定は何気に真剣なのです。
もちろん増水は怖いのですが、
僕的には危険の兆候が読める「増水」よりも、
前兆もなく即死してしまう「落石」が最も怖いのです。
落石はひどい場合、音もなく落下し、
テントを直撃します。これ即死です。

ですんで、川原キャンプ時は周りの地形や
増水・落石の痕跡を観察し
安全第一の場所に設営するのですが
今回はそれとは別の、なんだかわからないけど
心がザワつく、何かが周りに居るような
なんとも落ち着かないキャンプでした(--;

林道脇の空き地から高低差約10mの急斜面を下降。
汗だくになって11時半やっとテント・タープ設営完了!

今回は久々にテントのキャンプです。
最近はタープ泊やハンモック泊ばかりで
このテント昨年夏に購入後、一回使ったきりで
なんと一年ぶりの登場です。
「Terra Hiker」。
フレーム構造がMSRの「エリクサー」と同じで
総重量約2.2kg。グランドシートを省けば
約1.9kgなので、登山用としても使える
軽量2人用テントです。
しかも当時の購入価格5500円。激安でした♪
(インナーはほぼメッシュなので冬には向きません)

涼しくなったといっても、
やっぱり崖を登って降りての2往復&設営は
つかれました!

あぐら椅子に座って休憩してたら、
もうこのあと車飛ばしてアマゴ釣りに行く元気がなくなり、
しかも目の前には冷えたビールが・・・!

あかん!

もう、ヒャッハーしちゃいます!







はぁ~・・・ 美味いわー(*´ω`*)
(このときの写真ありません)
酒飲んじゃったし、もうこれで温泉にもいけないね。
ここから温泉まで距離約3km。
歩いていく元気もおまへん。

そんなわけで徒歩圏内の渓流に釣りに行きます!

ということで二週間前にも訪れた
テントの目の前を流れる渓流の上流側を歩いて探ってみます。
(ホロ酔いの渓流歩きは超危険です!)

そういえば雨予報だったのに、
雨降ってこないね。
・・・前回撤退した落差約15mの滝のさらに上流側に入渓。

(白トビしてますが、左上のが前回撤退の15m滝です)

谷沿いの仕事道の終わりに、
こんな朽ちた丸木橋。






僕のメタボ体重を支えられるか心配だったけど
なんとか渡りきった!と思いきや
水量の少ないここより上流は魚影なく、撤退。

こういうときイワナ水系だと、
かなり水量少なくても限界まで生息するものですが
アマゴ域の当地では魚影なく撤退。

リリースサイズしか釣れず!
ここはアマゴというより、
ほぼヤマメに近い固体ばかり釣れますね!

ここだけじゃなく、
京都の淀川水系でも某谷で
居ないはずのヤマメが釣れたり
別の谷でも居ないはずのイワナが釣れたり。
渓流は謎と不思議に満ちてます。

テント場に戻り夕方五時頃より、焚き火開始です!







(つづきます)


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