マウンテンバイクで地元を軽く走ってみた

八兵衛

2024年01月30日 08:29




マウンテンバイクです!

おニューではありません。
おそらく20年程前のもの。
独身時代、妻が中古で買ったまま殆ど使ってなかったという
古いマウンテンバイクです!





これを妻の実家から車に載せて運んでもらいました。
すっごい大変だったようで、妻よありがとう(^^;

そもそも妻の体型にも合っていない車体なので
サドル位置を後ろにずらしたりと、
購入当時、妻も自転車屋で少しのカスタムをしてもらったそうだけど、
それでも妻の身長に合ってませんし、
僕の身長にも合いません(ーー
とにかくハンドルとサドルの距離が近すぎるのが問題なのですが
それはステム交換などして後日対応するとして。

なんせ20年放置の自転車なので
ちゃんと使えるのかを近所の自転車屋でチェック&整備してもらい、
保存状態が非常に良かったそうで
タイヤもチューブもこのまま使える、とのこと。
変速レバーが一部動きにくいけど、
近所を走る程度なら大きな問題は無し、とのことでした。

とにかく今は細かい調整やカスタムより、
普通のマウンテンバイクで僕自身が普通に走れるかどうか、を
自分で体感してみたいのだ。





この「LOUIS GARNEAU」というブランド?メーカー?は
僕は全く知らなかったのでちょっと調べてみた。

LOUIS GARNEAUと書いて「ルイガノ」と読むらしい。
フランス語っぽい雰囲気。
ところがこれはフランスのブランドではなく
カナダのフランス語圏であるケベック市にある会社だそうで
創業者の名前がそのままブランド名となった模様。
(ネット情報の受け売りです)

一応フランス系ブランドのせいか、
空気入れの口の形式がフランス式だそうです。
(一般的には日本の自転車では英式と米式が多いらしい)
フレームの素材やその他パーツの型式などは不明。
どうやら日本の自転車量販店とかでよく見るブランドのようです。




タイヤサイズの直径は26インチで
20年前の購入当時のままのタイヤは
悪路走行対応のブロックパターンで幅は1.95インチとのこと。
これは僕が26歳の時、カナダで購入して
アラスカハイウェイを走ったマウンテンバイクのタイヤも
今回のと同じ直径26インチ、幅1.95インチのブロックパターンだったから
「当時の走行感と近いだろうな」と予想。
フロントフォークがサスペンション付きなので
そこんとこは当時と少々感触が違ったけど。

変速はフロント3段×リア8段。
しかしフロントの変速の作動が悪くてトップギア側には変速できず、
フロントはロー側2段しか可動しなかった。

しかし、それでいい。
僕がこのマウンテンバイクを妻に無理を言って運んでもらったのは
このマウンテンバイクをカスタムして本格的に使うためではなく、
今年は新たに自転車を購入するつもりなので、
ライド感覚やカスタム等の「たたき台」として稼働してもらうためなのです。
この自転車を買った妻には申し訳ないけど
20年間稼働してなかったので、
「たたき台でいいから使ってやってほしい」とのことで、
夫婦間では話が付いております!^^







僕がこのマウンテンバイクを使って
最も知りたかったこと。

それは小径タイヤではない一般的なスポーツ自転車だと
今の僕にはどれくらい走れるのかを知りたかったのです。

と言うのも、現在乗ってるダホンの折りたたみ自転車だと
僕には情けないぐらい坂道が全く登れず
自分の体力の無さを非常に心配してたのです(ーー

今年は新たな自転車を購入するつもりなのですが、
ダホンだと全然坂道を登れない理由が
僕自身の体力貧弱だけが原因なのか、
それとも26インチとかの一般サイズ自転車ならソコソコ程度には走れるのか
それとも変速段数がダホンよりもっと多ければ坂道も登れるのか。
そういった原因を探りたかったのです。

僕が普段乗ってるダホンのsuvD6という折りたたみ自転車は6段変速車。
タイヤ直径は20インチと、
一般的な自転車よりタイヤサイズが小さく
タイヤが小さいと走行力が落ちるらしい。
でも日常使いでのコンビニや近所の買い物、
または車に乗せて出先での短距離移動なら全く問題無くて、
非常に愛用してます。
ところが変速機の高速ギア側は問題無いんだけど
低速ギア側にしても坂道が登れなくてね、
だからマウンテンバイクの低速ギアと乗り比べてみたいのだ。

今回乗ったマウンテンバイクはフロントギア高速側が効かないので
実質フロント2段×リア8段の16段変速。
これならダホンの6段変速よりも10段も変速域が増えてるので
きっと坂道も登れるはず!





というわけで山の麓に向かって坂道を走ると
これが予想以上に登れる!
若い頃から比べたら劇的に体力落ちてるので
坂道の頂上まで高低差数十メートルを一気には登れなかったけど、
それでも変速段数が多ければイケる!

現在の僕は完全無欠の堕落体なので
体力が無くて坂の途中で休んだけど、
これならイケる!
今年は春からマジメにダイエット&体力増強に勤しむので
おそらく来年の今頃にはもっと走れて
もっと坂道を登れるようになってる筈なのです。
(ホンマかいな)




坂道を登りきる。
想像以上に走れて登れたので
安心してそのままゆっくりと自転車散歩へ移行。








自転車っていいなぁ。

ウォーキングももちろん楽しいけど、
自転車でペダルを踏んでグイッと動き出す瞬間は徒歩には無い感覚で、
これはカヌーやパックラフトで川の水流に乗せる瞬間にも似て、
「ワクワク冒険が始まる感」が半端ない。
なにも高価なスポーツ自転車である必要はない。
ママチャリだって安物折りたたみ自転車だって、
自転車は楽しい!






當麻寺門前から門前町を見る




普段はウォーキングで探訪することの多い界隈だけど
たまには自転車でってのもいいな。

當麻寺(たいまでら)界隈を通過。
この辺りは道狭く、魅力的な雰囲気なので寄り道ポイント多し。
だからホントはマウンテンバイクのような
前傾姿勢のスポーツ自転車ではなく
ママチャリや折りたたみ自転車のような
乗り降りしやすい自転車の方が向いてるのだけど、
変速無しのママチャリや安物折りたたみ自転車だと
今の僕は坂道が登れないのです・・・(ーー




當麻寺門前町には釜めし屋が多い


相撲館


相撲館の前に突っ張り柱がある。誰もがスルーしてる。





當麻寺の参詣道を下って行く。
「相撲館」がある。
日本書紀によるとここは相撲発祥の地なのだそうだけど、
同じ奈良県内の別の場所に「相撲神社」というのがあって
そこも相撲発祥の地とされてるそうだから
ラーメン屋ばりに「発祥本舗」「発祥元祖」「発祥本家」とかって争いがあるのだろうか?


変哲の無い県道と国道をしばらく走り、
古い農村地区に入る。







大倉酒造。

酒蔵です。
この界隈は金剛山系の伏流水が湧く土地なので
あちこちに酒蔵があります。
すぐ近所には澤田酒造という酒蔵もある。

酒蔵の扉には「酒粕販売中」との張り紙があって
酒粕好きの僕はぜひ購入したいけど、
しかし酒粕って当たり外れが多く、
うっかり購入して一口食べてみて後悔することも多くあるので
このあと駅前にある、ここの大倉酒造のアンテナショップ?の立ち飲み屋があるので、
そこで酒粕が試食できるかもしれない。

距離にして8km程度のマウンテンバイク走行。
寄り道・道草ばっかりで約2時間かかったけど
近鉄五位堂駅前到着!

最初の坂道以外は全く問題なく快適に走れたし、
寄り道や参拝が無ければゆっくりの走行で所要1時間程度と思われる。
これなら体力のない堕落メタボおじさんの僕でも
変速段数の多い自転車を使えばある程度は走れそうやね。







大倉酒造の立ち飲み屋。

午後2時の開店と同時に多くのおじさんが入店。
大人気の店のようだ。

日本酒の飲み比べセットやピリ辛漬物等を注文。
残念ながら酒粕のメニューは無かったけど
旨いし楽し気な店内の雰囲気に満足。




日本酒だけでなくクラフトビールも扱ってた

ここの店員さんはさっき僕が寄った大倉酒造の杜氏さんで
酒造りの中の空いた時間を
このアンテナショップな立ち飲み屋営業に廻してるそうです。
この日は忙しそうだったから聞けなかったけど
客の少ないタイミングに酒造りの質問なんかを投げかけたら
きっと面白い話をいっぱい聞けるんだろうね。

酒を飲んだので今どきは自転車走行はダメってことで
自転車を分解して電車で帰宅しました♪



想像以上にマウンテンバイク走行に収穫があったし、
今年もワクワクするアウトドア活動やるでー!ヾ(≧▽≦)ノ


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