登頂確率40%!(自分調べ)意外に難易度高い(?)釈迦ヶ岳
わざわざブログ記事にするほどでもない
山歩きの小ネタふたつのダイジェスト?です。
ひとつめ。
すでに三ヶ月以上前の話。
7月下旬。
日本200名山にも名を連ねる名山。
奈良県南部の約1800mの釈迦ヶ岳。
以前にもこの山に登ってブログ記事にしてるので
今更わざわざ記事にするまでもないのですが、
今回、自分のミスで山頂直下で登頂を諦め撤退したもんだから
戒め的な?感じで書き残しておこうかと。
早朝5時半頃に一番乗りで登山口到着。
出発準備している間に次々と5~6台の車が到着して
登山口はちょっとした賑わい。
これまでこの釈迦ケ岳には4回登山を試みて
そのうち2回は敗退しております。
つまり登頂率50%。
敗退の理由はいずれも強風と悪天。
とかく風の強い山なのでピンポイント予報で
風の弱いタイミングを狙わないと
強風に体温を奪われるので、
軽い気持ちで登るとかなり消耗する。
そして今回。
好天&無風の予報でした。
にもかかわらず山頂直下で撤退したので
これで登頂確率驚異の40%!(5回挑戦のうち3回敗退)
一般的なハイキングレベルの山で、
この成功率の低さたるや。
これまでの2回の敗退は上記のように悪天候が理由でしたが
今回の敗退の原因は
恥ずかしながら「靴擦れ」でした(ーー*
登り始めの最初は調子よかったのですが・・・
早朝6時にスタートして約30分後。
稜線のササの草原に取りついたあたりで
昨日の小雨と朝露で、登山靴とズボンの裾がぐっしょり。
ゴアテックスの靴とはいえ
ここまで濡れると靴の内部まで浸水。
靴の中が濡れると靴擦れが発生しやすいのですよ。
それでも、これまでの経験上
少々靴の中が濡れても簡単な日帰り山歩き程度なら
特に問題はなかったのでそのまま続行。
本当なら雨具のズボンを履くとかするべきでしたが、
ま、大丈夫だろう、との判断。
この時点でさっさと下山するべきでしたね(ーー
この朝露が曲者でした(泣)
ところが。
この日はひとつ大きなミスをしてましてね、
このミスが敗退の原因となりました。
靴下が登山用ではなかったのです。
靴下にもいろいろありまして
しかも個人差もあるので一概には言えないけど
一般的には登山用の靴下はウール系が使われることが多いです。
若い頃、登山に熱中した頃に色んな山用靴下を試しましたが
僕個人の結論としては一般的に言われてる通り
ウールをメイン素材にした靴下がイイ!
ということでした。
それでも、天気が良くてスニーカーで歩けるような
整備された道での軽いハイキングなら
ユニクロの普通の靴下でも特に問題ないのですよ。
ところがユニクロとかの日常用靴下だと
雨天などで濡れると一気に調子が悪くなる。
(一概には言えないと思いますが
経験的にウール系靴下だと少々濡れてもあまり問題ないけど
コットン系の靴下が濡れた状態で登山すると靴擦れが出来やすいように思います)
この日の僕はウールの靴下が洗濯中で、
モンベルの登山用でない、
日常使い用の靴下を履いてったのだ。
晴天予報だから大丈夫!との判断だったけど
実際は朝露でぐっしょりんこ(泣)
晴天予報だからと雨具はジャケットだけをリュックに入れ、
雨具ズボンは車の中に置いていったのも敗因(ーー
結果、膝から下がグッショグショで、
やがて踵に靴擦れの感覚が生まれる。
登山靴は自分の足にフィットしてるお気に入りの靴だけど
やっぱり靴内が濡れるとアカンね(泣)
登り勾配が急だから踵がひどくコスれており
無理して登り続けるも標高1650m地点、
山頂まで約150mを残した時点で
踵の水ぶくれが潰れた感触!
これはアカン。
ファーストエイドキットは持参してるが
ここから山頂までの残り150mは
より一層急勾配になるのでここで登山は断念。
踵が激痛!(泣)
下山中、野生の鹿が大量に居ました
ところがここからの下山も足が痛くて
割と真剣に下山し続けて
登山口に戻ったときはかなりの疲労困憊でした。
とまあ、かなりお恥ずかしい失敗談です(泣)
晴天予報の半日程度のハイキングとはいえ、
やはり雨具は上下必携ですね(恥)
ウェア類、特に足まわりは重要ですね(泣)
そんなわけでこの機会に山用靴下を久々に新調してみた。
仕事で大阪市内に行った際、
好日山荘でファイントラックの靴下を購入。
このファイントラックの靴下、
その後何度も使用してますが非常にイイです!
歴代色んな靴下を使ってみたけど
ぶっちぎりでイイ!
ところで5回挑戦して2回しか登頂できない山、
って結果だけ聞くと「魔の山」みたいやな(^^;
話は変わって小ネタふたつめ!
こっちはなんのネタもない、
毎度おなじみの二上山です。
自宅から近いのでダイエット登山とか
休日の朝の散歩的に度々登ってますが、
そうはいっても登山口標高約100mで山頂が517m。
ということは比高400m以上。
簡単な山だけど、かといって「朝の散歩」というには結構キツイ。
あるとき雨上がりの朝。
麓は晴れてきてるのに
山頂付近だけ雲に覆われて
ちょっと幻想的なイイ感じ。
下山後の麓のお地蔵さんもしっとりしてて
何度も登ってるけど
相変わらず発見がある。
特筆するような山歩きではなかったけど
ちょいと良さげな写真が撮れたのでね(^^)
とまあ、そんな奈良の山登りの小ネタふたつ、の記事でした。
この記事へのコメント
勉強になります。濡れるとダメなんですね。
なぜか、私にはそうゆう経験がないので
運が良かったのかな。
痛いと登山も拷問になりますね。
お疲れ様でした。
なぜか、私にはそうゆう経験がないので
運が良かったのかな。
痛いと登山も拷問になりますね。
お疲れ様でした。
山猿さん
おはようございます!
「靴下が濡れると靴擦れになる」について
少し説明が足りないとこがあったので
本文に加筆しました!
登山用の靴下だと(主にウール製)少しぐらい濡れても靴擦れになりにくいけど、
一般的な日常用の靴下はコットン系が多く、そのコットン系が濡れたままで登山をすると靴擦れになりやすい、
ということはです。
もちろんこれまでの僕も、だからといってコットン系靴下が濡れたら毎回靴擦れになるかというと
そうでもないのですよ。
時と場合によるけど「そういう傾向がある」というぐらいの意味です(^^)
おはようございます!
「靴下が濡れると靴擦れになる」について
少し説明が足りないとこがあったので
本文に加筆しました!
登山用の靴下だと(主にウール製)少しぐらい濡れても靴擦れになりにくいけど、
一般的な日常用の靴下はコットン系が多く、そのコットン系が濡れたままで登山をすると靴擦れになりやすい、
ということはです。
もちろんこれまでの僕も、だからといってコットン系靴下が濡れたら毎回靴擦れになるかというと
そうでもないのですよ。
時と場合によるけど「そういう傾向がある」というぐらいの意味です(^^)
雨上がり。
いつもの何の変哲もない場所がいい表情を見せてくれますね。
わたしはクモの巣に付いた水玉とか大好きです。
勇者八兵衛さんに言うことではありませんが(釈迦に説法だな)、
山などやらない私達も、軽登山やハイキングでは
靴擦れがありそうな予感がしたらさきに絆創膏を貼ってしまいます。
私たちには有効なのですがご存じでしたらご容赦を。
わたしはDURN TOUGHという穴が空いたら無料で交換、
しかも生涯保証というメリノウールの靴下を履いていますが
夏も蒸れにくく通年で履いています。
しかし妻が次の靴下を探していましたので
ファイントラックの靴下も提案しておきます。
いつもの何の変哲もない場所がいい表情を見せてくれますね。
わたしはクモの巣に付いた水玉とか大好きです。
勇者八兵衛さんに言うことではありませんが(釈迦に説法だな)、
山などやらない私達も、軽登山やハイキングでは
靴擦れがありそうな予感がしたらさきに絆創膏を貼ってしまいます。
私たちには有効なのですがご存じでしたらご容赦を。
わたしはDURN TOUGHという穴が空いたら無料で交換、
しかも生涯保証というメリノウールの靴下を履いていますが
夏も蒸れにくく通年で履いています。
しかし妻が次の靴下を探していましたので
ファイントラックの靴下も提案しておきます。
ORIONさん
少々の水ぶくれは足の皮を分厚くしてくれるので
軽い日帰りハイキングであれば
僕は靴擦れ予防のための絆創膏はめったに使わないようにしてたのですが、
でもこの日はこれまでにないぐらい短時間で
靴擦れによる水ぶくれが潰れてしまいました(泣)
少々の水ぶくれは足の皮を分厚くしてくれるので
軽い日帰りハイキングであれば
僕は靴擦れ予防のための絆創膏はめったに使わないようにしてたのですが、
でもこの日はこれまでにないぐらい短時間で
靴擦れによる水ぶくれが潰れてしまいました(泣)
ども。
靴擦れ、、、
それはつらい山歩でしたね。
やはり肌に直接触れるものは質の高いものがイイですよね。
僕は夏でも厚手のメリノウールです。
汗っかきだからなおの事です。
いろいろな条件で登頂率40%とは。
撤退の判断も的確と言うことでしょうか
(^^)
靴擦れ、、、
それはつらい山歩でしたね。
やはり肌に直接触れるものは質の高いものがイイですよね。
僕は夏でも厚手のメリノウールです。
汗っかきだからなおの事です。
いろいろな条件で登頂率40%とは。
撤退の判断も的確と言うことでしょうか
(^^)
うち。さん
おはようございます。
本格的な山登りを始めるまでは
僕はジーパンに綿のTシャツにスニーカーで山に登ってて、
それで特に問題なかったのですが、
山用の新素材下着を知ったら、
もう綿のシャツや綿の靴下には戻れなくなりました。
うち。さんもメリノウール靴下なんですね!
撤退の判断が的確なのではなく、
悪天候や強風のなかを頑張って行動を続けるほどの強い意志がなく、
それよりも早いとこ下山して麓でキャンプしたい!
早いとこビール飲みたい!
という理由の撤退です(*´艸`*)
おはようございます。
本格的な山登りを始めるまでは
僕はジーパンに綿のTシャツにスニーカーで山に登ってて、
それで特に問題なかったのですが、
山用の新素材下着を知ったら、
もう綿のシャツや綿の靴下には戻れなくなりました。
うち。さんもメリノウール靴下なんですね!
撤退の判断が的確なのではなく、
悪天候や強風のなかを頑張って行動を続けるほどの強い意志がなく、
それよりも早いとこ下山して麓でキャンプしたい!
早いとこビール飲みたい!
という理由の撤退です(*´艸`*)