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リュックひとつでどこへでも!

若い頃、長い旅や登山・渓流釣りをやってました。 ブランクを経てすっかりオッサンになって再デビューです。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

   

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

前回は葛城古道でしたが、
今回は熊野古道に行ってきました。




熊野古道にはたくさんのルートがあって、
最終目的地は紀伊半島南部の熊野本宮大社ですが
「熊野三山」と言われるように聖地は3つあります。
あとのふたつとは新宮市内の「速玉大社」と
那智の滝の「那智大社」。

方々からのこれら聖地に向かう巡礼の道を総称して
「熊野古道」と呼んでるので、
たくさんのルートがあります。
最も有名なのが「中辺路」(なかへち)ですが、
このほかに「大辺路」(おおへち)、
「小辺路」(こへち)、
「紀伊路」「伊勢路」「大峰奥駆道」があります。


2年前と3年前に探訪したのが伊勢路でして、
「いかにも熊野古道感」のある、
ハイカーの少ない静かな良い道でした。

今回は「紀伊路」の中の北の方、
明るくミカン畑の中を行く舗装路の多いルートです。
初日は海南市から藤白峠・拝ノ峠を越えて
有田川沿いの宮原へ(約15km)。
翌日は宮原から糸我峠を経て湯浅町まで。
(約7km)






徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)



早朝、JR紀伊宮原駅付近に車を駐車しておき、
電車で6駅戻ってJR海南駅下車。
午前8時過ぎ、海南駅前をスタート。

しばらくは線路沿いを南下。
まもなく一の鳥居跡。
ここで熊野古道に合流です。




健脚の古道歩きベテランの御老人が
僕を追い越していく。
この日と次の日、何人かの古道ハイカーと会いました。
大阪から近く、鉄道沿いで日帰り歩行がしやすい区間だから
ハイカーが多いようです。
以前、伊勢路を歩いたときも鉄道沿いだったけど
あそこは大阪からも名古屋からも遠いせいか
ゴールデンウィークにも関わらず
ほとんどハイカーに会わなかったものでした。

今日の行程はここから2回峠を越えて
車を停めたJR紀伊宮原駅まで。
距離は約15km。
明日の行程は醤油の町・湯浅町まで約7km。
キャンプ道具は車に積んであるので
本日は簡単な日帰りハイキングの荷物です。
行程の多くが舗装路らしいし、
沿線に食堂やコンビニはないけど自販機はあるので
登山に比べて安心感があります。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
藤白神社

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
ここは全国の鈴木姓発祥の地だそうですよ

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)


藤白神社付近を過ぎるとミカン畑の登り坂。
この朝はかなり冷え込んで霜が降りていたのが
北斜面にも日が差し始めて霜が融けてきた。


・・・ところで熊野古道はガイドブックやブログで
詳細なレポ記事がたくさんあるので
僕がわざわざ書くことはあまりないのです。
そんなわけで沿道の神社や古刹など
一般的な説明は省略!




徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)



舗装路から分岐して山道に入る。
本日の行程の中で貴重なシングルトラック。
藤白峠は標高約250m。
冬の間、まったく運動してなかったので体重激増。
わずか高低差250mなのにキツいわ・・・

登山道に竹藪、というのは珍しい。
関西の低山だと多くが杉の植林帯で、
手入れされてる杉林なら良いのだけど
放置されて荒れ放題の植林帯も多いし、
竹藪にしたった荒れ放題の場合が多いので
ここのように手入れされた竹藪歩きは気分が良いね。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
藤白峠付近の民家


冬だというのに大汗かいて
藤白峠に到着するといきなり民家。
ここから南向きの斜面なので稜線までミカン畑になっており、
急斜面を降りていく。

現代では車道がぐねぐねと斜面を右往左往しながら降りて行ってるけど、
古道はショートカットしつつ
ほぼ最短距離で降りていく。
ショートカットの道は所々荒れていて歩きにくく、
スニーカー歩行だと少し心もとない。
冬なので下草は少なかったけど、
夏~秋頃の歩行の際は草ぼうぼうで歩きづらそうだ。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
木の橋なのに名称は「土橋」 なんでやねん



麓の橘本地区に降り立ち、そのまま南下。
古道とはいえ普通の県道で車の通行もそれなりにあり、
民家も途切れず続く。
このあたりはあんまり古道っぽくない。

沓掛(くつかけ)集落から
一気に傾斜がキツくなり、
舗装路ながら峠への登り坂に入った。
「沓掛」という地名は全国に点在してるんだけど
どこも峠の麓や峠道の途中にあって
僕の経験したこの地名の場所は坂道がキツい印象です。
(といっても三ヶ所だけですが)

かつて旅人は峠の厳しい山道に備えて
草鞋を新品に履き替え、
古い草鞋を神社に掛けて旅の安全を祈願したらしい。
「沓」とは履物を意味する文字で、
そこから「沓掛」の地名が生まれたんだとか。
当時の旅人にとって峠越えというのは
道迷いや追剥ぎ、獣や幽霊がうごめく、
魔界のような恐ろしい場所だっただろうから
峠下での願掛けとは真剣な祈りだったんだろう。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
沓掛集落にて 写真では伝わりにくいですが、ものすごい上り坂


古道歩きのハイカーが多いからだろう、
沿道の住民はヒーヒーハーハーと
不審且つ見苦しい物体の僕にも親切です。

登っても登ってもどこまでもミカン畑。
陽光降り注いで明るく牧歌的な雰囲気。
とはいえ現代でこそ産業用モノレールが普及して
山のてっぺんまで人や資材や収穫物を運べるけど
かつてはこの斜面を人力で昇り降りしてたのかと思うと、
気が遠くなります。
ミカン畑の中にちょくちょく梅の木があり、
これがもうほぼ満開。
だけど梅の花を愛でる余裕無し!
コックリート舗装の道がキツい!しんどい!

登山道の急傾斜と
舗装道の急傾斜では疲労感が違うのです。
登山道の場合、急傾斜であっても
大抵は少しの間だけ立ち止まって
息を整えることができる「足場的ポイント」が
所々にあるものですが
舗装路の場合は均一に急傾斜なので、
立ち止まることが出来ない。
つまり「立ち休憩」がほとんど出来ず、
ひたすら登るしかないので
想像以上にキツいものです。異論は認める。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
急勾配のままコンクリートの狭い道は峠に至る。↑
標高約320mの拝ノ峠。


はひー、疲れた!
峠で合流した林道に倒れこんで
ひぃひぃはぁはぁと、しばらくのあいだ屍。
ひとり死体ごっこ。

とはいえずっと屍というわけにもいかないんで
屍オヤジはゾンビばりに膝をプルプルさせつつ
なんとか起き上がる。

ここからは山腹を巻くように林道を水平移動。
12時半、蕪坂塔下王子跡に到着。
トイレやベンチがあって休憩ポイント。
残るは麓まで高低差300mの下りだけだ。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)



でもご存じでしょうか。
実は登りよりも下りの方がキツいことを。
登りはもちろんキツいけど、
でも休憩すれば治るキツさです。

しかし下り、特に「激下り」は
足首・膝・腰といった関節に超負担。
さらに増量著しいメタボボディが重力加速度を伴って
関節や筋肉に負担を強いるのです。
この負担は登りのように5分休憩したら治るものではなく、
2~3日の安静が必要だったり
酷ければ痛みで歩けなくなったり。

この日、標高は低いとはいえ
1日で2回峠を越えるのは
超運動不足だった僕には少し不安でした。
特に最後のこの300mの急斜面下り。

明日も半日だけど峠越えを歩くので、
今日燃え尽きるわけにはイカンのです。
余力を残しておく必要がある。

・・・というわけで秘密兵器を用意しておきました!


徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)
トイレと休憩スペース

休憩ポイントのトイレの裏手に回り込むと・・・

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)






徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

ダホンちゃんです!


下半身の関節の負担を軽減するため、
この拝ノ峠からの激下りを歩かず、
自転車でダウンヒル作戦です。

今朝早く、車でこの峠に来て、
折りたたみ自転車をデポしておいたのです♪


まあひとまずはお昼休憩です。
ベンチでおにぎりとカップラーメン。
靴を脱いで汗臭い足を風に晒す。
あ~気持ちええわ~

ウォーキングや登山は、
運動してる割には体の動きが意外に少なく、
すぐに筋が硬くなってしまうんで
こういう休憩タイムにストレッチ体操などやると
とても気持ちイイんですぜ♪

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)



さて、腹も膨れたし、
ダウンヒルやりますか!

自転車に跨った瞬間、
すごい勢いで勝手に転がり始める。
え?あれ??
体勢を整える間もなく地球の引力のままに
なすがまま、されるがまま。

ふんぬっ、と
握力の限りを尽くしてブレーキを握り、
なんとか停止。

想像以上の転がりっぷりに
おっかなびっくり再度サドルに跨る。
ゆっくりブレーキを半分解除し、
ゆるゆる下る。

車道を逸れて旧道に入るとさらに急傾斜、
且つ枯葉が積もってて、
ブレーキかけてもタイヤが滑る。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)


街乗り自転車といえども
僕はツーリング時はサドルを高くしてライドしてます。
サドルを高くした方が前傾姿勢になって、
お尻の痛み軽減とか姿勢が低くなって風の抵抗が減る、
といった利点があるのですが、
この急傾斜で前傾姿勢でブレーキかけたら
体ごと前へでんぐり返ってしまいそうで、
再び全握力でブレーキをかけ、
サドルを低く設定し直して、
ようやく落ち着いてライドできるようになった。

こんだけ急斜面で狭い道に民家も点在となると
怖くて自転車から降りて押して歩いたり
ブレーキかけっぱなしでゆるゆるとしか走れず、
ダウンヒル感がほとんど無かったです(泣)

でもまあミカン畑を走るのは楽しかったし
麓まで降りてきたらようやく傾斜も緩くなり、
鼻歌交じりの軽快なライドとなった頃、
午後2時過ぎJR紀伊宮原駅到着。

徒歩&自転車 熊野古道 紀伊路トレックキャンプ(1)


スタートからちょうど6時間かかりました。
最後は自転車使ったので全線徒歩だったら
所要は6時間半くらいでしょうか。

早い人だと3時間台の人も居られるので
僕は昼食やカメラタイム有り、とはいってもかなり遅い方でしょうな。

まあ沿道の神社参りなどの道草も大事なので
オッサンになった今はコースタイムはあまり気にしてません。


さぁて!
ここからは風呂とキャンプです(^^


(つづきます)



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この記事へのコメント
かなり歩きましたね。
峠は登って下りですから、きついでしようね。

自転車作戦は考えましたね。
さすがです。
しかし、この行程を3時間の人がいるのは
驚きです。私なら9時間コースです。

写真がいいですね。雰囲気が伝わります。

山猿山猿
2021年02月23日 15:32
山猿さん

こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

久々に少し長めの距離を歩きました。
冬場で且つ運動不足のときは
急な下りで膝が痛くなりやすいので
安全策を兼ねて自転車遊びを取り入れてみましたのですが
思った以上に楽しめました♪

山猿さんは登山されてますし
月イチで源流を攻めておられるので
9時間どころか僕より相当タイムは速いと思いますよ!

写真、お褒めいただきありがとうございます(^^

八兵衛八兵衛
2021年02月23日 19:58
おはようございます!

マクロな写真が憎いくらいにいいですね!
八さんのマクロ写真には独自性というか、なにか八さんらしさを感じる気がします。気のせい?見ていてスッキリするというかニンマリするというか。作品性も非常に高いのですが、人情味が加味されている感じです( *´艸`)

ダホン!ダホンの構図に入れた写真は特に気合を感じます!
テーマが明確だからこそ、ダホンを引き立てる要素(背景など)に拘りを強く感じます!八さんにとってのポートレートみたいな感じですかね!きっと八さんがポートレートを撮ると、とても魅力に溢れた絵を撮るんじゃないかな?なんて想像しちゃいました(*´▽`)

春ですね~!羨ましい限りです!

tacctacc
2021年02月24日 01:49
taccさん

こんばんは!
コメントありがとうございます。
うわ~、なんかものすご褒められて照れます~(^^*
もっと褒めてください~
・・・でもきっと気のせいですよ(^^;

ダホン写真が僕にとってのポートレイト!?
考えたこと無かったけど、たしかにそうかも。

いいねいいね~、目線ちょうだい。カシャッカシャッ!
オーケー、グッと色っぽくなったよ~
ダホ子ちゃんサイコーだね!カシャッカシャッ

・・・こういう感じ?(^^

人物写真はほとんど撮ったことないけど
でもたしかにダホ子ちゃんをいかにカッコよく
(あと旅っぽい雰囲気も)表現するか
というのは考えてますね~。
これってポートレイト的といえばそうかも!?

でもやっぱり表現の幅を考えると大三元欲しいな~

そうそう、taccさんに写真の質問があります!
この記事の8枚めの写真(朝露の草のドアップ写真です)
この朝露の水玉をよく見ると全体的に青いのですが
こういうのをパープルフリンジというのでしょうか?
それとも単に七色の中の青部分を反射しただけ、なのでしょうか。
単語は知ってるけど、どういうのがパープルフリンジなのか
分かってないのです・・・

八兵衛八兵衛
2021年02月24日 22:02
再コメです!

8枚目の写真、よくよく見ましたが画像サイズが小さくて判別できませんでした><
でもパープルフリンジは出ていないようですが?

フリンジは軸上色収差のことで、特に明るいハイライトの境界線のところに色滲みが出る収差のことです。
主に2種類ありまして、紫・マゼンタがかったフリンジと緑がかったフリンジです。
境界線の合焦点の後ろに出る色滲みが緑フリンジ、合焦点の前の色滲みがパープルフリンジです。

8枚目の玉ボケの縁の青っぽさは光の反射だと思います!自信ないですが…
拡大しないとわかりませんが、5枚目とか9枚目の木の枝や葉と背景の明るいハイライトの空部の境界とかにパープルフリンジが出ているかもしれません。ブログサイズでは判別つきません><

ちなみにフリンジは絞りが浅いと出やすく、絞りが深いと出にくいと思います。

軸上色収差はカメラ内の画像処理エンジンとかで電子的に補正するのが大変難しいと聞いたことがあります。
なのでレンズの光学性能(物理的な収差補正)で大部分を補正しているはずです。
なので古いレンズや安いレンズはフリンジ祭りになります、笑。
ですがRAW現像やJPEGをPhotoshopなどでソフト的に補正はできますが、後処理のレベルです。
(軸上色収差と倍率色収差は別物で倍率色収差は電子補正が可能です)

フリンジの多さ・少なさはレンズ価格の高い・安いを決定する大きな要素の一つかもですね!
私の持っているレンズは設計の古いレンズが多いので、フリンジ祭りになります><

これくらいしか知りません><
これ以上の説明はヘカさんに後を委ねます…笑
ヘカさんよろしくお願いします!!

(あと間違っていたりしたらすいません><)

tacctacc
2021年02月25日 05:18
あ、八さん!私のブログの過去の作例でパープルフリンジが出ている写真がありました。

https://nullcamera.blog.jp/archives/22445027.html

上記記事の2枚目の写真でパープルフリンジが出ています。
壺の淵のところですね。
特に1列目(前ボケの壺)と2列目の壺に出ています。
そして3列目の壺には緑フリンジが出ています。

このレンズ、タムキューでしたがとってもフリンジの多いレンズでした…
ご参考までに!

tacctacc
2021年02月25日 05:24
北海道にはこういう古道はない、と思います。

古道はありますが信仰や文化に根ざしたものではなくて
物流とか人の移動が主なようです。
また北海道のアイヌは川を道として山脈を越えていたので
現在は道として残っていないのだとか。

林や畑、古民家を縫うように歩ける古道を歩けるなんてうらやましいです。
ORION
2021年02月25日 08:12
ひとり死体ごっこを楽しむw八さん、ども!

里山探訪写真館、素晴らしいですね!
見事な竹の群生、生活が見える民家、中央が窪んだ土の道、
春の訪れを感じる植栽…
圧巻がダホン主人公の峠?からのもの。
写真を見てそこへ行ってみたくなる、
そんな写真が好きです。

八さんの記事で興味が湧き、少し調べてみました。
熊野三山詣では、皇族で言えば延喜7年の宇多天皇の行幸が最初で、平安時代からの信仰の地だったのですね。
近世の伊勢詣でが流行りだしてから、熊野は静かになっていった、と。
知らない事を知ろうとする機会をくださりありがとうございました。

一輪駆動一輪駆動
2021年02月25日 08:29
竹林の中の傾いた熊野古道の石柱がイイですね♪
もう少し光が射し込めば美味しそうなタケノコが採れそう??
でも古道を整備されている方や温かく見守ってくれる村の人
そんな古い街道散策は楽しいですよね(^^)/

ゾンビが歩く姿はウォーキングデッドを思い浮かべてしまったけど
ヒトに嚙みつかないで下さいね!(笑)
ある意味で八兵衛から感染させらて
動き回りたくてうずうずしていますよ(^^)

続編、呑み喰い編を楽しみにしています。

SORASORA
2021年02月25日 09:57
taccさん

こんばんは!
丁寧で詳しい解説、ありがとうございます!!
タムキューのパープルフリンジ写真、見せていただきました。
なるほど紫と緑ですね。
こんなに明確に色が出るんなら僕の水玉写真はフリンジとは違うみたいですね。

というか、タムキューみたいな銘レンズでさえ
フリンジ出まくりですか!?
フィルムカメラ時代にはなかったデジタル特有の収差なんでしょうか?
安価なレンズは勿論でしょうけど
高価だったり誉れ高いレンズであってもフィルム時代古い設計のレンズだと
フリンジ出やすい、ということでしょうか。

僕は現像とかフォトショとかやってないし
しばらくはやるつもりないので
(コントラストと明暗程度はフリーソフトでたまにいじってますが)
もしフリンジ出たら、まあしょうがないと諦めます。

でも原寸だと気になるレンズ面のホコリとかが
ブログ写真程度だと、ほとんど気にならなくなるんで、
僕みたいな大雑把な人間相手だと問題なく誤魔化せますね(^^;

解説、ありがとうございました!
ヘカ神の補足解説もお待ち申し上げます♪(^^

八兵衛八兵衛
2021年02月25日 22:41
ORIONさん

こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

こういったお参りや巡礼の道、というのもいいですが
個人的には「木馬道」「鯖街道」「米買道」といった
生活のための道、物流のために使われた古道に惹かれます。

ただ、そういった道はほとんどが朽ちていって保存されず、
「巡礼の道」の方が距離も長くロマンっぽさがあるせいか
保存・整備される傾向があるように思います。

とはいえ関西は伊勢街道や高野街道、そして熊野古道と
多くの古道が残っているので
これは素晴らしいと思います。

若い頃は日本縦断とかカナダ縦断とかばかりで、
興味のある道をスルーして、
最短ルートをひたすら追いかけてたので
オッサンになった今はこういった古道や街道に惹かれます。

そういった道が近隣にたくさん現存して、
いつでも歩きにいける、ガイドブックも充実してるというのは
素晴らしいことですね!(^^

八兵衛八兵衛
2021年02月25日 23:00
一輪駆動さん

こんばんは!
いつもコメントありがとうございます(^^

ひとり死体ごっこ、
やるつもりなくても山に登れば
初心者のうちは誰もがやっちゃいますよ♪

最近の僕は体力激減・体重激増という
止むに止まれぬ事情はありますが
それはそれとして登山よりも
こういう里山歩きや街道歩きのほうに惹かれております。

峠のダホンを圧巻、と言っていただけますか!
嬉しいっす!(^^
これ、イメージ通りの写真が撮れたんで♪
こういう場合は謙遜するのが正しいのかも知れませんが
もうおもいっきり素直に喜びます!(^^

熊野三山を調べられたのですね。
多少違うと思いますが、関東で言うところの
日光東照宮へのお参りの日光街道なんかが近いのかも!?

八兵衛八兵衛
2021年02月25日 23:20
SORAさん

こんばんは!
コメントありがとうございます♪

竹やぶの中の熊野古道の石柱、
ここの写真はガイドブックでも使われてるらしく
どうやら一級ポイントみたいなんですよ。

地元が古道を整備してくれてるらしく、
沿道の方々も親切でした♪

首筋に噛み付いたりしないだけで
写真と文字を使って噛み付き、布教してるようなもんです。
ふっふっふ(^^

ぜひ歩き回ってください。
そしてSORAさんも誰かに噛み付いて布教してくださいね(^^
(ハンモックキャンプは相当な布教っぷりですよね!)

八兵衛八兵衛
2021年02月25日 23:37
八さんこんにちは。

今回はわりとタフな行軍にもかかわらず、
しっかり写していてまったく油断できません(笑)
なかでも竹藪の中の熊野古道標識と
遠くの街を背景にしたダホン(右下配置)は、
特にけしからん映りですね。

ダホン撮影は写真はモデルを撮影しているような気合を感じます(笑)
もうイチャコラ加減が半端ないです。
現地での八さんの荒い息遣いが聞こえるようです(笑)


あれ、写真でニヤニヤしていたら急に眠気が・・・・。


・・・・ハチや、ハチや、よく聞くのです・・・。
フリンジに関する光学的説明はレンズ沼の探究者tacc氏の説明通りなのです。
しかしカメラ神たる我直々に、そなたにフリンジの真相を教えようぞ。。

一言でいうならフリンジは撮影者の野心が映像化されたものなのです。
あれは輝度差が大きいシーンで、何かしらの理由によって急いて
撮影した際に発生しやすいことはそなたも知っていようぞ。
順光とかのっぺりした光でとりあえず撮っておこうという無欲の心で
シャッターをきってもなかなかあれは現れないのです・・・。

つまりは「あ、この景色を残したい!絶対綺麗!」など、
逆光のような高難易度状況にも関わらず、さして絞らず急いで
シャッターをきってしまうなど、カメラ屋としての理想、野望、野心、下心
エモい心に飲まれたときにあらわれる心霊現象にほかならないのです。

・・・あの凶悪な心霊現象を防ぐには専用の万華鏡が必要なのです・・。
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95 TypeIIという南蛮渡来の
それはそれはありがたい霊験あらたかな万華鏡でな。。
毒を以て毒を制すがごとし、欲をもって欲を制すのです。

ホレホレ、そなたもはやく沼に来るがいいぞよ?
うはははは・・・。


・・・は!?
なんだかいつのまにこんなコメントを。疲れているのかしら。。
さーて、マップカメラの決算セールみにいこっと←完全に憑依されてる。。
ヘカ
2021年02月26日 12:30
ヘカさん

こんばんは!
コメントありがとうございます!!

右下配置のダホン写真は気合入ってます!
かっこよいダホンを
サイコーにかっこよく撮りたく思い
気合い入れました!
お言葉、ありがとうございます!
この写真だけ換算120mm F2.8の単焦点マクロレンズ開放での撮影です。
他は全部いつもの24-120mm安物ズームです(^^;


・・・おや?
これはこれはヘカ神さま、ようこそいらっしゃいました。

仰るとおり、逆光は絶好の撮影チャンスです。
欲を出すと発生する、まるで心を映す鏡のような存在、それがフリンジ。
それを抑えるには・・・なんですと?
ふぉくとれんだぁのくとん 換算50mm F0.95ですとな!?
あなた神のくせに、神も仏もないアドバイスするでないぞよ。
ああ、50-100mm F1.8シグマズームが空から降って来ないものか。
せめて24-80mm F2.8オリンパスPROレンズが降って来ないものか。

ワタクシ、パックラフトの沼に片足突っ込みました。
この後には後回しになっちゃってるシーカヤックの沼もありますし
自転車の沼も色々と・・・(^^;
カメラの沼にも再びたどり着きたいのですが先立つものが。

ヘカ神さま、わたくし贅沢申しません。
今週末の中山記念で三連単を的中してくださるだけでいいんです。
贅沢申しませんので・・・!

八兵衛八兵衛
2021年02月26日 22:52
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