大塔川でイマイチなパックラフト川下り

急に空きができた日があったので
急遽、和歌山南部の大塔川へ
パックラフトで川下りに行ってきました!
昨年四月にも大塔川に行ってます↓
2021/04/14
大塔川といえば川下り愛好家の間では
日本最上級の清流として有名ですが、
それは一部のマニア業界だけの認識でありまして、
もっと一般的に通用する説明の仕方だと
「川原に湧く千人風呂の川湯温泉の川」↓
と言ったほうがイメージしやすいかもしれません。

ネットより拝借画像
でも今回は不完全燃焼感の残る
グダグダでイマイチな川下りでした。
だってね~「本気の大塔川」はスゴイんですよ!
ザ・極楽浄土!と断言できる透明&碧色の清流。
なのにこの日は天気もイマイチ、
増水の濁りが残っていて、
こんな日の川下りレポなんか記事にしたら
「大塔川ってこの程度なんだね」って思われそうやん!
ちゃうねん、大塔川はこんなもんやないねん!
・・・と、ブログ記事にしないでおこうと思ったけど、
でもまあせっかくなので手短かに報告です!
川下りを楽しむには「水位」が非常に大事です。
水位が低ければ浅瀬ばかりでボートは座礁してしまうし、
水位が高すぎると、普段はなんてことない場所が
轟音とどろく危険な急流に変貌したりもします。
もちろん、普段から水量たっぷりの川であれば
少しくらい水位が上下しても問題ありませんが。
昨年四月に大塔川を訪れた際は
ネットの水位情報によると
「川湯観測所」で-20cmでした。
この時は水位が低すぎて初日はパックラフトにほとんど乗れず、
特に上流部では川の中を歩いてパスする
「ライニングダウン」ばっかりでした。
その日以降、リアルタイム水位情報をこまめにチェックし、
幾つかの河川の適正水位と週末が合致する時を
虎視眈々と待っています。
大塔川は大雨が降って増水しても、水位や濁りの回復が早く、
2日前に大雨が降ったのでちょうど頃合いだ!と
この日、朝8時半に現地到着。
ところが目論みが外れる(泣)
予想外に水量多く、また濁りも残っている。
この時の水位は+19cmで、昨年より約40cm水位が高い。
昨年難儀した上流部の難所はこの有様!(怖)↓
ちなみに昨年四月のこの難所は↓こんな感じでした
今回は狭い渓谷や岩場を抜けた後の
もう少し下流のゆったり下れる区間のみにしました。
車を下船地の老人ホーム脇に駐車。
折りたたみ自転車に乗って約2.5km上流へ。
車道だと2.5kmだけど川は蛇行してるので
川下りルートだと約5kmです。
掌サイズの送風機でボートを膨らませる。
今年からこの送風機を導入してますが、
スタート時の準備がものすごく楽になりました。
ボートを膨らますのに従来だと30~40分必要。
それが送風機を使えば10分以内で完了です。
10時20分、小野地区を出艇。


出発時はまだ晴れ間がありました
流れに乗ったところで
写真撮らなきゃ、とか、
動画撮影用のアクションカメラどこだっけ?
あっ、マイクロSDカード忘れた!
動画撮影できひんやんか・・・(泣)
などとパックラフトの上で防水バッグ内を物色してると
予想外に流れが速く、あっという間に流されていて、
船体が横向きのまま瀬に突入(泣)
めっちゃ焦りました。


昨年、ここを下った際は水量少なくて
小さな瀬などは少し波立つ程度。
ぜんぜん「瀬」と言うレベルじゃなく、
船体が後ろ向きのまま瀬に突入しても全く問題なく通過できたけど、
今回はそんな小さな瀬が全てそこそこ大波の瀬に変貌しており、
ド真ん中を突入すると1.5級クラス。
でも1.5~2級の瀬や波なら、
前回の熊野川下降でも経験したので、
以前ほどは怖さを感じなくなってきました。
それよりもっと怖いのは大波区間の直後です。
大波の急流区間が終わりかける所、
流心の脇に必ずある逆流の渦。
この水平方向の渦や、
水底から湧き上がるような縦方向の渦があって
そういった複数の渦や水流が錯綜する部分。
その部分でたびたびバランスを崩すので何気に怖いです。
とにかく漕いで漕いで
船体が渦に引っ張られる前に勢いで漕ぎ抜けるのみ!

川の水は綺麗に見えるかもしれませんが
普段の大塔川の透明さを知ってると
この日の水はこれでもかなり濁ってます!
ほんまやで!普段はもっとすごいんやで!
と言いたくなってしまう(^^;
天気もイマイチで透明度も全く足りない。
アクションカメラのメモリーカードを忘れたので動画も撮れない(泣)
しかし流れが早くて急流部が次々迫ってくるため、
必死こいてパドリングで波をかわしていると
フネの上でゆっくりも出来ず、
あっという間に車を停めておいた
ゴールの老人ホーム横の川原↓に到着。

えっ?もう到着!?
スタートから1時間半経過。
途中の川原で30分休憩してたので
実質の所要時間は約1時間。
昨年は所要3時間だったから
なんと約1/3の時間で下ってしまったことになる。
増水するとこんなに早いのか・・・
う~ん、不完全燃焼。
自宅から2時間半も運転してここまで来たのに
正味の遊び時間はたった1時間かいな・・・
大塔川は天気や水量が完璧の時に
リベンジするぞ!
荷物を車に放り込んだらまもなく雨が降ってきた。
スタート地点に置いておいた自転車を回収し、帰宅。
とまあ、そんな残尿感な川下りでした(--;
この記事へのコメント
1時間半はけっこう長い気がしますが
物足りないんですね。
やっぱり高みを目指す人は違います。
水が綺麗に見えますが、もっと透明度が良いのですね。
この水の色は大物が出る色で僕は好みです。
渓谷の増水は怖いですね。
写真から恐怖を感じます。
時間が出来ると出撃ですか。タフですね。
物足りないんですね。
やっぱり高みを目指す人は違います。
水が綺麗に見えますが、もっと透明度が良いのですね。
この水の色は大物が出る色で僕は好みです。
渓谷の増水は怖いですね。
写真から恐怖を感じます。
時間が出来ると出撃ですか。タフですね。
八さん、おはようございます!
この写真の状態でもかなり濁っているほうなんですね?
いやぁ~綺麗な状態の大塔川を見てみたいですね!
ぜひリベンジお願いします!
八さんが自撮り棒で自身を撮っている写真を見て
工夫して撮っているんだな~と感心しました!
こういうキャンプ記事やアウトドア記事を
久しく書いていないので、
記事にするとき、どういう写真があるといいか?
なんて考えることがなくなりました。
今年はキャンプゼロで終わりそうです~( ;∀;)
この写真の状態でもかなり濁っているほうなんですね?
いやぁ~綺麗な状態の大塔川を見てみたいですね!
ぜひリベンジお願いします!
八さんが自撮り棒で自身を撮っている写真を見て
工夫して撮っているんだな~と感心しました!
こういうキャンプ記事やアウトドア記事を
久しく書いていないので、
記事にするとき、どういう写真があるといいか?
なんて考えることがなくなりました。
今年はキャンプゼロで終わりそうです~( ;∀;)
でもこれはこれで楽しそうです。
いい川なので八兵衛さんのボーダーラインも高いのでしょうけど
普段と違うちょっと荒れた川に対処して下るのも楽しそうです。
今回は貢ぎ物もなかったようですし(笑
わたし、この状況で残〇感があるならもう一度下ります。
若いときならね。
でも、こんな経験を積み重ねていくと渦や水流の錯綜部分が楽しくなりますよ。
いい川なので八兵衛さんのボーダーラインも高いのでしょうけど
普段と違うちょっと荒れた川に対処して下るのも楽しそうです。
今回は貢ぎ物もなかったようですし(笑
わたし、この状況で残〇感があるならもう一度下ります。
若いときならね。
でも、こんな経験を積み重ねていくと渦や水流の錯綜部分が楽しくなりますよ。
ほんと、ほんと 他の方も書いてますが
一枚目の写真見ると、とてもきれいな川、って印象だけど
本来はもっときれいな川なのね
で、去年の記事を見に行ったら
水の色が!そんでもって水位が! ( ゚Д゚)
『こんな日の川下りレポなんか記事にしたら
「大塔川ってこの程度なんだね」って思われそうやん!』
でもやっぱり書くんかい!
なんて男らしいんでしょう (*´▽`*)
自然を相手の遊びはなかなか条件が整わないよね。
次回はどうなることやら。
一枚目の写真見ると、とてもきれいな川、って印象だけど
本来はもっときれいな川なのね
で、去年の記事を見に行ったら
水の色が!そんでもって水位が! ( ゚Д゚)
『こんな日の川下りレポなんか記事にしたら
「大塔川ってこの程度なんだね」って思われそうやん!』
でもやっぱり書くんかい!
なんて男らしいんでしょう (*´▽`*)
自然を相手の遊びはなかなか条件が整わないよね。
次回はどうなることやら。
山猿さん
こんばんは!
いつもコメントありがとうございます^^
僕は急流下りをしたいわけではなく、
のんびりゆっくりの川旅をしたいんですよ。
その目線からするとこの日は流れが速くて忙しなくて
ぜんぜんのんびりできないままゴールに到着してしまったので
物足りなかったんです(ーー;
高みとか!目指すとか!そんなんでは全然ないんですよ(^^;
熊野川はサツキマスが遡上するものの、
本流筋にはダムがあるため、
この大塔川とかにも遡上してるかもしれません!
こんばんは!
いつもコメントありがとうございます^^
僕は急流下りをしたいわけではなく、
のんびりゆっくりの川旅をしたいんですよ。
その目線からするとこの日は流れが速くて忙しなくて
ぜんぜんのんびりできないままゴールに到着してしまったので
物足りなかったんです(ーー;
高みとか!目指すとか!そんなんでは全然ないんですよ(^^;
熊野川はサツキマスが遡上するものの、
本流筋にはダムがあるため、
この大塔川とかにも遡上してるかもしれません!
taccさん
こんばんは!
近いうちにリベンジ予定ですよ^^
自撮り棒をさらに進化させる道具を組み合わせて
色々模索中です♪
この俯瞰構図はTG-6にワイドコンバータ装着ですが
インターバル機能で1秒に一回シャッターが切れる機能を使って
一回につき数十枚撮影してます。
まあ、毎回ほとんど使い物にならないのですが(ーー;
taccさんのキャンプ記事、もう長い事見てませんよ!
・・・まあ混雑キャンプ場では写真撮影なんて思うようにできませんし
キャンプやらないのは仕方ないと思いますが、
でもほら、徒歩系デイキャンとか!^^
こんばんは!
近いうちにリベンジ予定ですよ^^
自撮り棒をさらに進化させる道具を組み合わせて
色々模索中です♪
この俯瞰構図はTG-6にワイドコンバータ装着ですが
インターバル機能で1秒に一回シャッターが切れる機能を使って
一回につき数十枚撮影してます。
まあ、毎回ほとんど使い物にならないのですが(ーー;
taccさんのキャンプ記事、もう長い事見てませんよ!
・・・まあ混雑キャンプ場では写真撮影なんて思うようにできませんし
キャンプやらないのは仕方ないと思いますが、
でもほら、徒歩系デイキャンとか!^^
ORIONさん
こんばんは!
この川の清流っぷりは多くの人が日本一と言うぐらいなので
ここでは増水よりも清流を見たいのですよ。
増水の荒れた流れはGWの熊野川本流でも体験しましたし。
貢物対策は今年はバッチリですよ。
僕は急流下りはあまり求めておらず、
川でノンビリゆらゆら浮かんでたいので
この時の条件だともう一度下っても心は満たされないのですよ(ーー;
こんばんは!
この川の清流っぷりは多くの人が日本一と言うぐらいなので
ここでは増水よりも清流を見たいのですよ。
増水の荒れた流れはGWの熊野川本流でも体験しましたし。
貢物対策は今年はバッチリですよ。
僕は急流下りはあまり求めておらず、
川でノンビリゆらゆら浮かんでたいので
この時の条件だともう一度下っても心は満たされないのですよ(ーー;
dekoponさん
こんばんは!
一枚目の写真はまだかろうじて晴れ間があった瞬間の写真なので
川が良さげな色に見えますが
このあとまもなく雲が出始め、雨が降り始めるのです(ーー;
昨年の記事だと清流の片鱗見えるでしょ?^^
近いうちにリベンジ行く予定です!
次回は「ザ・清流」をお見せでき・・・たらいいなぁ(^^;
こんばんは!
一枚目の写真はまだかろうじて晴れ間があった瞬間の写真なので
川が良さげな色に見えますが
このあとまもなく雲が出始め、雨が降り始めるのです(ーー;
昨年の記事だと清流の片鱗見えるでしょ?^^
近いうちにリベンジ行く予定です!
次回は「ザ・清流」をお見せでき・・・たらいいなぁ(^^;