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リュックひとつでどこへでも!

若い頃、長い旅や登山・渓流釣りをやってました。 ブランクを経てすっかりオッサンになって再デビューです。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

   

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)


琵琶湖のほとり。
パックラフトと折りたたみ自転車で水郷巡りしてきました。

琵琶湖東岸、近江八幡市郊外。
ここの桜の季節の水郷巡りは
関西や中京圏のカヌーイストの間ではかなり有名なようで
僕も一度は行ってみたかったのです。

今回はバイクラフティングです。
バイク(自転車)とラフト(ゴムボートやパックラフト)
の組み合わせ。
今年の正月にバイクラフティングを初めて挑戦してみたけど、
あの時は激安の2人用ゴムボートでした。
パックラフトに自転車を積載するのは今回が初めてです。



午前6時半、出艇しやすい某場所に到着。
ちょうどモンベルの折りたたみカヤックを組み立てている男性が居られ、
聞けば名古屋方面からの来訪だそうで
今日は7~8人での花見カヌーツーリングで
このすぐあとに次々とお仲間が到着。

みなさんのフネも様々で、
最初にお会いした方は折りたたみカヤック、
(アリュート430でした)
次に到着のリーダーの方は年季の入った細長い高速艇(ラダー付き)
その次はSUPの若いお兄さん。
その後はカナディアンカヌーの方も到着。
初対面だけどカヌー談義が始まると皆さん止まらない♪
長く30年来憧れた「カヌーの世界」に
やっと僕も入れたんだ、と感慨深かったです。


折りたたみ自転車を船首に括りつけ、7時半出艇。


バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
おそらく日本唯一のパックラフトブランド、グリフォンラフトの「ストレウス」です↑

前回のナラヨシと違って今回は止水域なので
あたりまえだけど漕ぎ続けないと進まない。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)



葦原の中の迷路のような水路を漕ぐ。
今はスマホで現在位置がすぐにわかるけど
以前は葦原の迷路で迷子になって
出てこれなくなる人が続出だったそうです。
この日は葦が刈られて短くなっており視界良好。
すでに野焼きも行われたようで、
これだけ視界良好だと、
たとえ迷子になっても直ぐに軌道修正できる。
贅沢を言うならホントは
背の高い葦の迷路の中の密林感を味わってみたかったんだけどな。

好天なら良かったんだけど、早朝は雨が降り
出艇時は重い曇天。
予報だと「晴れ時々曇り」なんだがね。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
野焼き跡

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
葦原の迷路の中にある神社。数少ない目印。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

水路際には菜の花や桜が咲き、
畦では農作業のご夫婦が花に目もくれず黙々と作業中。

今どき珍しいセーラー服の女子高生?が桜の木の下で
家族と写真を撮っている。
高校入学前に届いたばかりの制服を着ての記念写真だろうか。

家族の記念写真というのは、
ふざける子がいたり、ちょっと緊張気味の人がいたり、
全部ひっくるめて貴重な記録になりますね。
年齢とともに、知らない人の家族写真であっても
最近はウルッとなっちゃいます。

地元のおっちゃんがフナ釣り。
水路幅10m未満の狭い場所なので
釣り師の前を通過する際にはひと声かける。
「すみません、前を通ります!」


もう少し漕ぐと、バスボートの若い釣り師。
「釣れますか?」
「全然ですわ~」

船首に自転車を積んで漕いでると
行く先々で驚かれ
「そんな方法があったのか!」と感心されるので
ちょっと気分がいい。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

橋の下を通過すると漁具が干してある。↑
ぶら下げられてる竹筒はうなぎ獲り用?

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)


水路沿いには作業小屋も多くあり、
民家の裏庭は水路に面しており、
ゴミもなく手入れされていて、
住民の生活が、川や水路と馴染んでいる。
これ、何気に凄いことだと思うのです。
他の川で釣りをしててたびたび見かけるのが
川っぺりの住宅の裏庭やベランダから
川原にゴミが投げ捨てられてることなのです。
地元の人の生活の意識が川側に向いておらず、
玄関のある道路側を向いているのでしょう。

ほとんどの地元住人も観光客も、
移動するルートはたいてい道路だから
もちろん道路側に意識が向くのは当然なのでしょうが、
いくら道路側をきれいにしてても
釣り師やカヌーでの「川からの目線」で見ると
「表面だけ取り繕ってる感」の汚い部分が丸見えなのです。

明治以降、道路と車が普及したので
現代では道路沿いに民家や産業・商業施設があり、
それらの玄関も道路側に設置されてるけど、
かつて多くの川は船運の重要な交通路だったから、
「表玄関」とは川側である地域も多かったはず。
日本中で道路側が表玄関になったのなんて
おそらくここ100年程度のことじゃないかな。



まだ早朝なので観光船は動いていないけど、
まもなく始業。
桜満開の土曜日。
きっと今日は観光客で混雑するんだろうね。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)


水路帯を抜けて長命寺川に出た。
川幅約100mほどの長命寺川は釣り人がビッシリ並んでいる。

狭い水路ではあまり風は吹いてなかったけど、
広い長命寺川では風が強く、
パドルを動かしていないとすぐに岸辺に流される。
釣り師が林立する川でボートが岸辺に流されたら
やっぱり申し訳ないのでマジメにパドリング。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
ハラ減ってたのでタコヤキ食いたかったです。
コンクリート護岸の岸辺は水深が深く僕のボートでは上陸できず(泣)



学生のボート部、レガッタというヤツだろうか、
2人艇や4人艇のボートが次々やってくる。
彼らの艇は後ろ向きに高速で進むので
ぶつからないよう早いうちに避けておく。

1時間あまり漕ぎ続けて河口。琵琶湖です。
視界が一気に広がった。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
写真では伝わらないですが波の荒い河口部。このあと防波堤の向こう側で怖いことに(泣)

ところが琵琶湖に出たら一気に強風!
水面がグチャグチャに波立ち、船体がグラつく。
フネの航行では雨よりも風や波が怖い。
ましてド素人なのに僕のフネには自転車が積んであり、
重心が高い位置にあるので転覆しやすいのです。

たかが湖と侮るなかれ、これほぼ海やん!
以前、回顧録の記事でも書きましたが
1995年にユーコン川をカヤックで下ったとき、
途中の大きな湖で強風の三角波に翻弄されて
怖い思いをしたことがあったものだけど
今回はそれ以上に危険な感じがする。
(ユーコンと違って水温は高いのでその点は安心。
 転覆したら自転車が湖底に沈むのです。)

今回の計画はこのまま琵琶湖岸を北上して
約5km北にある国民休暇村のキャンプ場に
湖側から上陸して泊まる予定で予約も取っていました。
しかしこの強風ではキャンプ場までパックラフト航行はムリか!?

風は南風でスマホで天気サイトを見ると風力5。
風力5といえば普段のキャンプでも焚火を諦める風です。
このあと夜まで強風が続く予報。
目的地のキャンプ場は北方約5kmにあるので
波さえ凌げるなら追い風に乗って高速航行が可能なのです。
いつかはシーカヤックをやりたい僕にとって
ほぼ海みたいな今日の琵琶湖は、
模擬的に海を体験できる機会ではないかと思い、航行を続行。

ここから北の湖岸は崖や岩場が続き、
ボートで上陸可能な場所はほとんど無さそうだけど、
1km北の湖岸にレストランがあり、
その庭が唯一の小さな浜になっているので
どうしても航行続行が困難であれば、
そのレストランの浜に着岸させてもらおう、との判断です。

河口に長命寺港の防波堤があり、
意を決してその防波堤の外側に出る。
すると途端に波も風もさらに強烈!
高波に船体が突き上げられ、
一瞬浮いた船首に左側からの強い南風がぶつかると
あっという間にバランスを崩し、右側へ転倒しかかる。
とっさにパドルで右側の水面を強く叩く。
危なかった。グラついたバランスを元に戻せた。
パックラフトは超軽量なので風には極端に弱いのです。

あかん、この天候ではとても琵琶湖上をツーリングなんてムリだ。
長命寺港へ避難。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
長命寺港


この港は観光船の発着と地元漁船の船着場、
あとクルーザーやヨットの係留港でもあるようです。
「港」というのは漁協の船や契約船など、
権利とお金が絡んでるので
僕のような個人のプレジャーボートが
勝手に出艇や着岸などに使ってはいけないのが原則だそうです。

しかし南風が強すぎて勝手に岸辺まで流された。
桟橋の張り紙によると
「ここは公共の船着場です。
 長時間の係留や滞在はご遠慮ください」
とのこと。
だったら着岸しても大丈夫だな。
まあダメだといわれても「緊急避難」ということで
認めてもらわねば困る。

上陸して荷物を片付けてると
二人乗りのバスボートが僕と同じところに着岸。
彼らもやはり強風に流されてしまい、
出艇した南の浜に戻りたいけど
強い南風に逆らっては全く漕げなかったそうです。




ここでパックラフト航行は中止。

天気予報では夜まで強風、明日は夜明けから雨。
明日はキャンプ場から自転車で走って車まで戻る計画だったけど
これじゃあ明日は雨の自転車走行になるし、
今夜は強風だから焚火もできなさそう。
なんかあまり楽しそうじゃないなぁ・・・

迷ったけどキャンプ場にキャンセルの連絡をしました。
キャンプは中止。日帰りに変更しました。
ここから自転車で、車まで戻りながらツーリングを楽しもう。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)


早朝にパックラフトで漕いだ水路を、
今度は橋の上を自転車で跨ぐ。
同じ場所で水面からの眺めと、道路からの眺め。

琵琶湖岸ではあんなに強風だったのに、
内陸に入るとあまり風を感じない。

水路では観光船が始動し始めており、
個人カヌーやツアー会社のカヌーも多く見かける。
陸上ではサイクリングの人もチラホラ。
晴れてれば最高だったけど、
まあこれは仕方ないね。

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)

バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)


停めておいたハスラーに帰還。午前11時半。
スタートしてからちょうど4時間。
4時間と思えないぐらい濃い内容でした。



ところでキャンセルしたキャンプ場に
キャンセル料を支払いに行きます。
直接支払いの方が振込手数料が節約出来るからだけど、
やはり今回の中止した計画はリベンジしたいので
キャンプ場や国民休暇村の下見を兼ねて。

当日キャンセルなのでソロ料金2200円の50%、
1100円を支払う。
ここみたいな有料キャンプ場にいかなくても
琵琶湖岸にはキャンプ可能な公園がいくつかあるのですが、
残念ながら近江八幡市周辺にはキャンプOKの公園はありませんでした。

もちろん車を使えば少々遠くてもすぐに行けますが、
これはまあ個人的なこだわりでして、
ツーリングの時の行動中は車から離れて、
出来るだけ人力移動や公共交通機関のみでツーリングしたいんですよ(^^;

「パックラフト・折り畳み自転車・徒歩」
この三つを使い分けて、例えば今回だと、
往路はパックラフト、復路は折り畳み自転車で
行きと帰りでルートや移動手段を変えれば
同じような場所でも違った発見や出会いがあるかもしれない、
との期待でもありますし、
それとやはり若い頃からの「冒険的人力移動旅」への憧れが
今も僕の中にくすぶってるんでしょうなぁ。オッサンなのに。
(そう言いつつ小型オートバイにも興味津々ですが)

こういった人力移動旅にキャンプと釣りが合体して、
そしてキャンプ時に焚火とビールがあれば
人生はほぼ満たされるのです。


さて、悪天候で途中断念となったので時刻はまだ昼過ぎ。
近江八幡市内で観光&昼食でも・・・と
市街地に入りかけたところで観光客の多さと、
市内駐車場の「混雑中」の表示を見て、これも断念。
空腹を抱えながら下道を走って帰宅しましたとさ。






※※※


今回は強風で途中断念だったけど、
あの波と風の怖さを経験できたのは良かったと思います!
もちろん今でも怖さや悔しさが心に入り乱れつつ、だけど
「あれを克服したい!」とのワクワク感もある。
いつかあの波を越えて航行してやるからな!
(とはいえ、そもそもあんな強風の日に
 海や湖で素人がカヤックとかやっちゃダメです)



あ~楽しかった!^^






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この記事へのコメント
おはようございます。

お花見川下り、良いですねぇー!(^^)
ココ、関西では有名な所ですよね!
一度行ってみたいと思っていました。

ところで、このパックラフトって、積載は何キロまで大丈夫なんですか?
二人乗りで、ソロで使えば沢山荷物が載るのかな?

ボートに自転車が載っていたら、みなさんビックリですね。☆彡

TORI PAPATORI PAPA
2021年04月06日 06:20
おはようございます!

バイクラフティングのプチ冒険。
読んでいてなかなかハラハラしました!

湖といっても琵琶湖ほどの大きさになるとほぼ海なんですね。
八さんの天性の予感というか行動がもはや冒険家なのです!
リベンジの目標ができましたね!

ちょこちょこ絶景桜の写真も挟んでいて!
目的達成ならず、的な内容で書いていますが、
写真の撮れ高的には上々すぎるのではないですか!?
12枚目が特にヤバいです!

23枚目の桜とダホン、26枚目など、
ダホン愛が伝わる写真も痺れました!
27枚目も背景が狙いすましたかのようなショットですね!


私はまだM4/3調査・検討は続けておりまして、
OlympusのPEN-Fって機種、高いですがめちゃくちゃカッコいいですね!
かなりピンポイントに好みにマッチした機種でした!
お高いですが…

もう少々お金が貯まった初夏あたりにでも
M4/3機1ついきたいなとか考えています。。。

ちなみにM4/3フォーマットでボディ内手ブレ補正ってあった方が便利でしょうかね?
よっぽど長玉使わない限り要らないんじゃないかと思っていたのですが、
最近のはほとんど付いていて性能もめちゃくちゃいいらしいですね。
ボディ重量が重くなるので、これが要るか要らないかで、
結構予算変わりますよね。。。

あとEVFは八さん的にはEVF必須と感じていますでしょうか?
中古で探すなら古い機種になればなるほどEVFショボいので
要らないかな?とも、笑。

あと20mm F1.7(換算40mm)も気になりました!
結構静止画に動画に便利だそうですね!

tacctacc
2021年04月06日 07:27
ども!
やってますね〜、ダホン積んで川面からお花見ですと!
何という贅沢、言葉で表現し尽くせない至福の時間。
パックラフト上から手前のダホン越しに桜を愛でる眺めなんて、普通に暮らしていたら有り得ない情景ですがな。
それを家に居ながらにして味わえる、タマラン記事ですよ。
水路と生活と仕事との結びつき、家の表と裏、運搬路としての水路の役割のお話、興味深く読ませていただきました。
水路とそばに佇む小屋の風情、素晴らしいですね。
その場所の成り立ちに思いを馳せていました。
琵琶湖へ注ぐ、水郷の情緒を堪能させていただきました。
またお願いします!

一輪駆動一輪駆動
2021年04月06日 07:57
漕ぎ手がタイヘンな分、読み手には面白いもので。
>背の高い葦の迷路の中の密林感を味わってみたかったんだけどな。
↑私もコチラ派です。
あの水上の密林感、孤独感、探検気分はたまりません。
霧多布湿原やサロベツ原野の支流、千歳の美々川支流など
軽いパックラフトなら楽しめそうなところがいくつかありますよ。

ところで強風時のパックラフトですが沈と復旧の手順を検討・体験しておかれるといいかと。
私の買った店では講習が無料でついていて最初は沈→再乗艇の練習でした。
ソリッド艇だと艇体がほとんど水中にあって反転もしやすく
乗挺してからポンプで排水をするのですが
パックラフトだと自転車の重みでラフトの反転は容易ではなさそうですし
もし反転しても艇体の多くが水上に出ているようだと
風で船だけ持って行かれる可能性もありますし。

パックラフトの沈は艇体が軽くて反転させやすそうですが
自転車があるとどうなるのか判断がつきません。
もしかしたら一度自転車を切り離して水中に吊し
艇だけを正位置に反転させて乗挺、自転車を水中から引き上げて再固定みたいなことができるかどうか?
この場合、水中の自転車がシーアンカー代わりになって
ラフトだけが風で持って行かれないメリットになるかもしれません。
もしかしたら自転車を水中に吊ったまま漕いで浅いところまで行くとか?
水温は北海道だと夏の支笏湖でも低体温症で亡くなった事例があるので注意は必要かと。
湖や川の水温は大概は体温よりも低いので、長時間水中にいたり
動いて熱を発散するとより短い時間では症状が出るそうですのでご注意を。
あ、すんません、脅かすようなコメントになってしまいました。

こちらもあと20日ほどで桜が咲くようです。
ORION
2021年04月06日 10:24
こういう花見もあったのかあ、うらやましい限りです。
見る視点でずいぶんとイメージも変わりますね。
この3週間程の週末は風強く、お天気もいまいちでした。
こちらの山中湖も三角波が立っていて、海みたいだねって言いながら車から見てました。

私の住んでいる県下だと水郷的な場所はないので、
とても新鮮に見えます。

冒険の章はアイテムをいろいろと揃えて、レベルアップですね。
最終章はどんなアイテムでどんなボスキャラがでてくることかと、
首を長くして、見守っていきますよ~

ぜいぜいぜいぜい
2021年04月06日 12:25
おお!
メッチャ面白そう
そりゃあチャリ積んだボートなんて見たことないですし
じっくり眺めたくなるギャラリーの気持ちは分かる

なんとなくなのですが
琵琶湖の波って
激しいイメージです
能登の内浦でシーカヤックの方が凪いでいる感じがします
おいでませ(爆)

ドキドキしながら読み進めましたが
リタイヤしても自転車で
陸路を行けるってのは素晴らしいアドバンテージですね!

長命寺港って
お風呂あるところですよね
行ったことあるよ!

自動車使ったらダメな縛り
なんか分かります
やったことないけど(笑)
今度またリベンジですね
楽しみにしてます♪

shinn.shinn.
2021年04月06日 17:46
湖面からと道路からでは景色は違うでしょうね。
湖面からの景色はなかなか見えるもんじゃないですからね。
特別な景色ですよね。
しかし、カヌー持ってる人多いんですね。

私も自転車積んでるのを見たら二度見しちゃいそうです。
琵琶湖でも波が高い時があるんですね。
強風のなか、お疲れさまでした。

山猿山猿
2021年04月06日 19:41
TORI PAPAさん

こんばんは!
コメントありがとうございます♪


ここは有名なカヌーコースらしいですね。
ホントはこの日、和歌山南部に川下りに行くつもりでしたが
想定より桜の開花が早く、急遽予定変更して行ってきました。

このパックラフトはたしか耐荷重150kgだそうです。
購入前にメーカーに問合せたのですが
実際に川下りを楽しむなら100kg以内ぐらいが良さそうですよ。
僕の想定する最大重量が、僕自身と自転車とキャンプ道具一式込みで
多めに見て約120kgなんですが、
それだと止水域か、流れのかなり緩やかな川限定、とのことです。

二人乗りのパックラフトに一人で乗って
キャンプ道具をたくさん積むのは耐荷重的には良いと思います!
パックラフトは喫水が浅いのでカヌーでは無理な浅瀬でも進める反面
船体のほぼ全部が水上に露出するので風にめっぽう弱いので
荷物は出来るだけ低い位置に積載するのが良いようですよ。

ぜひパックラフトの世界においでください!(^^

八兵衛八兵衛
2021年04月06日 22:27
taccさん

こんばんは!
コメントありがとうございます。

おっ、PEN-Fに目を付けられましたか(^^
あれ昔のネカニカルなマニュアルカメラっぽくて僕も憧れてます♪

初夏の頃にM3/4ですか!?
それは楽しみですね♪

PEN-Fにあこがれてたのですが
ヤフオクで手に入れた激安レンズに付属してたGF1を使ってみたら
まずはAFが遅い。
それとファインダーがないのが使いにくい、
ということでオリンパスのEM-10が使いやすい!
ファインダーを覗くと写真欲がアップする感じです♪

だからPEN-Fみたいなのはファインダーが無いのが物凄く残念!


手振れ補正・・・
コレ僕いまだ理解できてません(^^;
僕の機種EM-10Ⅱにも手ブレ補正機能があるそうですが
作動してるときはファインダーも常に補正が作動。
カタカタうるさいし、ファインダーの画像が動いて動いて
まるで写真を撮る気になれなかったんですよ。
で、補正を停止したらようやく落ち着いてカメラできるようになりました

僕は静物写真ばかりなので手振れ補正はあってもなくても
あまり関係ない話なのです。
だから個人的にはなくても良いです♪

八兵衛八兵衛
2021年04月06日 23:19
一輪駆動さん

こんばんは!
コメントありがとうございます(^^

いや~、水面からの花見、しかも手前にはダホン。
想像以上に楽しかったですわ(^^
すみません、川にまつわる一方的な話や感想に
わざわざコメントいただきましてありがとうございます。


川には子供のころから慣れ親しんでたので
初めての川であっても色々と興味津々に観察しますが
海や湖はこれまであまり接点がなく、
悪天候時の怖さや対処法など、理屈で知っていても
実際の感覚は分かっておりませんで、
大事には至りませんでしたが、
一歩間違えたら救助騒ぎになりかねない行動でした。

川はもちろん好きですが、川を取り巻く人や村の生活や歴史、
勿論、川だけじゃなく山も同じですが、とても関心あるので、
できれば「川下り」というアクティビティだけじゃなく、
そういった風土や人に触れるような旅っぽい感じで
この遊びを続けて行けたらなあ、と思ってます^^

八兵衛八兵衛
2021年04月07日 19:58
ORIONさん

こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

順調で楽しいだけより、
失敗や困難があったほうが本人的にも楽しめるし(程度によりますが)
ブログ記事を書くときも、その方がむしろ書きやすいんですよね(^^;

とはいえ、今回は水郷地帯は穏やかでしたが
琵琶湖では楽しくも怖かったですね。。。

パックラフトはカヌーと違って店頭販売してるショップがほとんどなく、
(モンベルショップで1軒のみ、且つ1艇だけ見たことがあります)
関西のツアーガイドの会社はカヌーやラフティングは開催してますが
マイナーなパックラフトの、しかも技術講習だと
最小開催人数に満たないとかで、
なかなかこちらの希望する日の開催には当たらないようなのです。

転覆の際の自転車の処遇ですが、
転覆後、自身の安全確保のあと、
この時はライジャケの胸ポケットにナイフを入れてまして
自転車を固定してる紐をナイフで切断して
自転車のみ湖底に沈めるつもりでした。
(風が強くてパックラフトが制御できない状態なら、
 ORIONさん仰るように自転車を錨にして岸まで曳航、
 もしくは空気を半分抜いて風の抵抗を減らしての曳航でしょうか。)

もちろん自転車には別途20mの紐を繋いでいて
紐の先には空のペットボトルを括り付けておいたので
湖底に沈めた自転車を後で回収する算段はあったのですが、
これらが上手く行くかはやってみないとわからないですね~。

パックラフトは止水域は不利ですね。
今回あらためて「川向き」だと思いました。
船体が柔らかく軽いので、水中からの再乗艇はリジッド艇と比べても
かなり困難だと思います。
ですんで大きな湖や海などでソロで使うのは
風や波がない場合でないと危険だなと思いました。

以前、シーカヤックで沈した人が再乗艇する動画を見たのですが
一人っきりの緊張感と潮を飲んでしまった気持ち悪さで、
何度も嘔吐しながら何度も再乗艇を試みつつ力尽きていく様は
見てて震えあがりました。(後で仲間が来て助かっておられました)

ところで夏の支笏湖、若いころ僕も膝まで入った事ありますが
あれ、ものすご冷たいですよね。
夏の知床でイワナ釣り生活してた時も
足は痛いぐらいの冷たさでした。
あれは夏でも短時間で低体温症になると思います。

でもそれに比べたら関西の渓流は水温高いですし
沢登りやキャニオニングで長時間水中活動してたので
(今は渓流釣りで通常は腰まで入水、夏は潜って泳ぐ程度ですが)
短時間の水中活動ならイケる、との判断でしたが、
そうはいっても水中活動は体力も体温も自分が思う以上に消耗するので、
ORIONさんの御言葉、肝に銘じておきます!
ありがとうございますm(_ _)m

八兵衛八兵衛
2021年04月07日 20:06
ぜいぜいさん

こんばんは!
コメントありがとうございます。

水面からの目線、いいでしょ♪^^
なんか最近、関西でも週末はヘンな天気です。
ぜいぜいさんのご近所には水郷は無いのですね。

関東でしたら霞ケ浦南側、潮来あたりは水郷のイメージあります。
東京からかなり遠いですが。
関西では今回の近江八幡と、大阪市も実は水郷の町なので
大正区には今も無料の渡し舟がいくつか残ってますし、
繁華街の道頓堀をカヌーで漕いだりできます。
(夏は水が臭く、蚊も多いそうですが)

沢登りは引退されたぜいぜいさん夫妻ですが、
パックラフトなら足腰に負担少なく水辺で遊べますよ♪
どですか?^^

冒険の章がどうなっていくか僕にも分かりませんが、
長く目標だったスタイルにようやくなれたので、
とりあえず当分はこのままじゃないかと。
お金もいっぱい使ったしスッカラカンです(^^;

とはいえ結局はキャンプして釣りして焚火とビール!
が僕の望みなので、昼間のキツい行動は
ビールをより美味く飲むための手段に過ぎないと言っても過言ではありませんw

八兵衛八兵衛
2021年04月07日 20:12
shinn.さん

こんばんは!
コメントありがとうございます。

面白そうでしょ♪
自転車を乗せるこの方法、自分で考え付いたんだけど、
調べてみたらパックラフト業界では
すでにそこそこ一般的な方法でした。
そりゃそうだよな・・・(^^;

おや長命寺温泉、すでにいかれてましたか!
そうです、漂着した船着場の隣がチョメジ温泉でした。
全身グッショリだったんで入浴したかったけど
そこそこ高価だったので断念(--;

リベンジしますよ!
もうちょっと技術を磨いてからですが(^^;

八兵衛八兵衛
2021年04月07日 20:24
山猿さん

こんばんは!
コメントありがとうございます。

水面から見る景色は全く違いましたが
でも釣り師だって、また少し違った水面目線を持ってると思いますよ(^^

琵琶湖の大きさだとちょっとした海ですね~(泣)
風がなくて波だけなら大したことはなかたっと思うのですが(泣)


個人でカヌー持ってる人、
たしかに意外に多かったです。
カヌーだと10数万円~20万円とかするのに。。。
みんな金持ちやな!!(^^;

今回、風と波がちょっと怖くて
挑戦と無謀との境界線を垣間見れて、良い経験でした!

八兵衛八兵衛
2021年04月07日 20:41
検討済みでしたか。
すんません、差し出がましいこと書いてしまいまして。

八兵衛さんがご覧になったシーカヤックの再乗艇動画ですが
引き起こした艇体に、パドルにフロートを付けたものを固定し(南の島のアウトリガーカヌーみたいに)安定させ、
船が再度転覆しないようにして乗り込んでいたと思います。
ある程度の波までならこれでいけるのですが
大きくなるとなかなかうまくいきません。

低体温対策にウェットスーツを着用していて
シーズン始めに必ず沈の練習をしていますが支笏湖の水温だと相当消耗します。

ではぜひ冒険を楽しんでください。
ORION
2021年04月07日 22:37
ORIONさん

こんばんは!
コメントありがとうございます(^^)

いえいえどんでもありません!
昔から僕は何をやるにもソロなので
やり方や危険回避の術が皆無なのです。
こうやって助言いただけるのはものすごく助かります!m(_ _)m

ところで僕はウェットスーツとかは一度も使ったことがありません。
沢登りもキャニオニングもユニクロとジャージがメインのウェアでした。
ウェットスーツ、高価ですがとうでしょうか?

パックラフトとトレッキングと自転車を同時にやりたいけど、
軽量化のため服は一着で済ます必要があり、
それなら登山ウェアがいいかな、と思ってましたが、
ウェットスーツがいいなら、それも考慮しようかと(^^)

八兵衛八兵衛
2021年04月09日 20:32
わぁ

八兵衛さんのブログは読むたびワクワクします。
なんでなんだろう?
ORIONさんのコメント読んでわかりました。
「冒険」!冒険してるんだね。
だからか~
キャンプとか釣りとかカヌーは「趣味」って感じが強かったけど
パックラフトに自転車とかって、さらに「楽しいこと」を
プラスしてる感じがします。
こんな人見たらそれだけで嬉しくなるな。(*´▽`*)

dekopondekopon
2021年04月11日 07:20
dekoponさん

こんばんは!
コメントありがとうございます(^^)

ワクワクして下さってるんですか!?
それはありがとうございます♪
僕自身がワクワクして遊んでるんで、
それが伝わってるなら嬉しいです!

冒険ぽい雰囲気かもしれませんが、ただの趣味ですよ(^^)
こんなのはテンション高くないと無理なので、いつまで続くやら(^^;
ワクワクできてヒャッハーな事を楽しんで行けたらいいなぁ(^o^)

嬉しくなっていただいてありがとうございます♪

八兵衛八兵衛
2021年04月12日 20:52
>軽量化のため服は一着で‥‥ウェットスーツがいいなら‥‥
↑その時の場所と水温で、どこまでアクシデントに備えるか、ですね〜。

ウェットスーツは水中での活動時間を延ばしてくれますが
動きにくく(今はストレッチのいいのがあるようですが)蒸れる‥‥と快適性は削がれます。
この辺りが安全とのバーターになるかと。

【場所と快適性】
カヌーツーリングだけならウェットスーツをオススメしますが
バイクラフティングとなると薄い2〜3mmのウェットスーツでもかさばりますから
現実的ではないでしょうねえ。
また湖に出ず、いざとなればパックラフトと自転車を一度放棄して
川岸にたどり着けるなら無くてもいいと思われます。
ただ大きな湖や湾を渡るなら付けることをオススメします。

【軽量化と価格】
軽量化のためにセパレートタイプで上を袖なしか半袖、下をヒザ丈のものにして
状況に応じて脱ぎ着するとか。
amazonだと2mm厚の上下、またはワンピースで5000円前後からありました。
消耗品なので危険度が高そうなときに試しに買ってみるのもいいかもしれません。

【必要性】
八兵衛さんの釣行で素足で立ち込んで1時間くらい大丈夫な水温なら必要なさそうですし
冷たく感じるなら必要でしょうか。
あとは地元のカヌー屋に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
川なら岸まで近いでしょうから
登山ウェアの手首足首をベルトで留めておくのもありかも知れませんね。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
私は北海道でしか経験がありませんが
春〜初夏、初秋〜晩秋をフルスーツ+手袋・靴下で
初夏から夏を上下半袖半ズボンでした。

ただ一度、冒険心・好奇心抑えがたく
数時間だけ、流氷の浮かぶ知床に漕ぎ入ったことがあります。
冬なので本来はドライスーツでなくてはならないのですが
財布と危険回避を比べた結果、
体中にワセリンを塗ってウェットフルスーツ+手足頭もネオプレン装着で
憧れの海へ出ました。
岸沿いを流氷が寄せてこないように風に注意しながらの数時間でしたが
幸せでした。
ORION
2021年04月13日 09:46
ORIONさん

こんばんは!
丁寧で詳しいコメントをありがとうございます。
ウェットスーツ考察記事のような詳しい解説!
ありがとうございましたm(_ _)m

ウェットスーツは嵩張るんですね。
これは価格以上に悩ましい・・・
多くの場合、僕は自転車を事前にデポしてラフトで川を下り、
帰り道を自転車で走って車まで戻る、
というパターンが多くなりそうで、
ORIONさんがおっしゃるように
アマゾンで安価なのを一度試してみて、
そのメリットが実感できれば
買い替えの際、もう少し上等なのを買うのがいいかな、
と思いました。

今はまだ漠然とした計画ですが、
静かな湾内をパックラフトで横断+徒歩トレッキング、
という計画もありまして(志摩半島の英虞湾横断)、
湾内横断だけならウェットスーツ着用が効果的なようですが、
徒歩トレッキングも追加となると、どちらに重きを置くか
(そんなん危険度の高いほう優先ですが)
趣味を一つに絞れたらウェットスーツ一択なのに、
ああ悩ましい~

ORIONさんは夏のみ半袖半ズボンですか。
冬の知床を漕いだんですか!?
それは凄いですね!
そのレベルになるとウェットじゃなくドライなスーツが必要なんですね。

多くのアドバイスありがとうございました!m(_ _)m

八兵衛八兵衛
2021年04月14日 20:30
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バイクラフティングでのんびり水郷巡り (のち大波に翻弄される(泣)
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